花沢類の弟ですが、何か？ (ページ8)

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８話・電話ページ8

？『もしもし、鳴？俺だよ俺。』

「･･･オレオレ詐欺なら着るぞ。」

西門『あー違うって！栄二郎だよ。』

「知ってる。」

電話の相手は栄二郎だった。

西門『鳴くんよ、お昼食べ終わったと思ったらどっか行っちゃうし、自由にも程があるんですけど？』

「･･･眠かったから昼寝してた。」

西門『はぁ。そんなことだろうと思ってたよ。』

さすが栄二郎。

「栄二郎、今何してる？」

西門『今？教室にいるけど、』

「わかった。･･･今から行く。」

西門『おお、わかった。』

栄二郎のことだろうから、何か話すことがあるのだろう。だったら電話で聞くより行った方が
めんどくさいが都合はいい。

俺は電話を着り、愛莉に向かって言った。

「･･･じゃあ俺はこれで。」

俺は愛莉に背を向けると愛莉は

愛莉「待って！」

俺の手首を掴んだ。

「･･･何？」

愛莉「愛莉と、連絡先交換しなさい！」

「･･････嫌だ。」

振り払おうとしたが、強く握られてビクともしない。

愛莉「してくれなきゃ離さないわよ！」

「･･･はぁ。わかったよ。」

俺は愛莉と連絡先を交換した。

「･･･じゃあ。」

愛莉「うん！バイバイ！」

愛莉は満足そうな顔をして俺を見つめる。

俺は愛莉にもう一度背を向けて自分の教室に行った。
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その頃、もう一つの出来事も起きていた。

愛莉(なんで、あの鳴って男にドキドキするの！？／／／)

鳴が愛莉の気持ちに気づくのはまだ先の話。