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Jack side
何やかんやでアズールと手を組むことになった。
アズールが定期的に敵の位置情報を得られるゴーグル型のフィールドスキャナーで狙いを定め、俺が捕縛アームでそいつを捕まえるっていう作戦。
使う時には巨大化して、簡単に農民チームを捕まえることが出来る……普通の手袋にしか見えねぇのにな。
途中でラギー先輩とも合流して、二人で一緒に追い込みながら農民チームを捕らえていく。
｢んで？ 次は誰を狙うんスか？｣
かなりの人数を捕まえたし、そろそろ狙う相手を絞っていく方が良いだろう。
｢そんなもの、決まっているでしょう｣
｢A一択しかねぇな｣
｢まぁ、Aは竪琴をとれないつっても居るだけで厄介っスからねぇ。銃も使えるし狙撃も出来るって聞いてるんで、早めに潰しておいて損はないだろうし……｣
また俺は、あいつのことがイマイチ分からなくなってきた。
戦争が起きてる国で生きてきたってのは聞いてたが、銃も使えるし更には狙撃も出来るって一体何者だよ！？
つーか、Aのことだから銃も狙撃も極めてんだろうなぁ……ラギー先輩の言う通り、早く潰さなきゃ俺らが逆に失格にされそうだ。
｢僕に一つ心当たりがあるんです。もしもAさんが居なくとも、ジェイドがいる可能性があるので行ってみて損はありません｣
｢そこはどこっスか？｣
｢Mr.Sのミステリーショップです｣
はぁ？ 意味が分からねぇ。
何で態々ハッピービーンズデーの最中に、Aとジェイド先輩が購買に行くんだよ。
とか思いながら半信半疑でアズールについて行ってみれば、本当にAの香りが漂ってきた。
そしたら何時の間にかラギー先輩が姿を消してた……大方、レオナ先輩でも見つけて世話焼きに行ったんだろうな。
｢すんすん……本当にAの香りがする｣
｢やはりですか。Aさんに心を開いている彼ならば、絶対にAさんを此処へ招待すると思っていたんです！｣
"彼"が誰かなんて知らねぇが、こんなにも早くにAを失格に出来れば怪物チームが優位にゲームを進められる。
俺はAと正面きって対決出来るし、捕まえられるかもしれねぇなら願ったり叶ったりだ。
一回だけでも良いから、俺はAと正々堂々戦ってみたかったんだよな……！！
｢さぁ！ Aさんを捕まえにいきますよ！！｣
｢待ってろよォ……A……！｣
アズールがドアを思い切り開けたのに続いて、俺も中へと足を踏み入れた。
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ゆるり(プロフ) - ゆゆ。さん» 黒執事好きですよ！！ ハムレットが出てくるんですか……！？ 漫画の購入が途中で止まっていまして……笑 近々揃えてちゃんと読んでみます！ でも！ 黒執事は凄く好きです！！！ (2020年8月20日 1時) (
レス) id: 6a421b584d (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ。(プロフ) - 凄く面白いです！(前の作品にコメごめんなさい…)ハムレットって黒執事にも出てきますよね…！もしかして作者様黒執事好きだったりしますか…？私的にはハムレット出てきて嬉しかったです（笑） (2020年8月19日 16時) (レス) id: ead64206de (このIDを非表示/違反報告)
ゆるり(プロフ) - マツリカさん» こちらこそリクエストありがとうございました！私もクルーウェル先生大好きなので書いていて楽しかったです！ (2020年5月22日 6時) (レス) id: 6a421b584d (このIDを非表示/違反報告)
マツリカ(プロフ) - クルーウェル先生のお話ありがとうございました！！一生の宝物にしますうううつ！！！！ (2020年5月22日 6時) (レス) id: 88d493ffab (このIDを非表示/違反報告)
ゆるり(プロフ) - えむさん» こちらこそありがとうございました！ 勿論、リクエストは受け付けております〜！私でよければまたどうぞ！ (2020年5月21日 16時) (レス) id: 6a421b584d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆるり | 作成日時：2020年5月3日 19時
