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そして、Aと曹沖は姫から吐き出された言葉に嫌悪感を抱いたのであった。
｢信っじられない……姫が歌ってるのに、デュエットしてくれないなんて！！！｣
その後も、態々演技まで行って求婚したヴィルを、口笛一つでピンチに駆けつける大きな犬を飼っていないからと言ってビンタ。
剣術の心得がない為に、伝説の剣で姫をモンスターから救えないからという理由でジャックをビンタ。
楽器を弾けるかと質問されて、何故かマレウスの話をし始めたセベクにもビンタ。
言っては何だが、セベクはある意味自業自得の部分もあるような気がしてならない。
そして、歌の歌詞の比喩が庶民的過ぎるという理由でトレイもビンタを食らわされていた。
｢やっぱり駄目かーーー｣
｢比喩が庶民的過ぎたようですね。"君の瞳は宝石"、ぐらいは欲しいところです｣
｢俺は普通の高校生だぞ？ 突然過ぎて身近な言葉しか出てこないよ！｣
｢よくもまぁ、サラッと助言をするものです……貴方はそんな言葉を絶対に口にしないでしょうに｣
｢そうなんですか？｣
｢言っても口先だけが多いでしょうねぇ｣
｢確かに、瞳が宝石と言われても怖い気がします。何時か抉り取られてしまいそうですね｣
｢同意です｣
というか、Aからすれば、そんな比喩をされても気持ち悪いとしか思わないのだ。
瞳は瞳であるし、宝石だなんて言われても気障な男であると認識してしまう為、素直で純粋な言葉で褒められる方が余っ程嬉しいと感じる。
閑話休題。
そして、次のリーチ兄弟は両者共に違う意味であまりにも酷かった。
｢コイツさっきからめんどくせぇ〜〜〜、絞めていい？｣
｢論外！！！！｣
もうプロポーズの言葉の欠片すら存在させないまま、寧ろ痛めつけてやろうかと脅しにかかったフロイドに対し、イライザの強力な平手打ちが襲った。
これはAと曹沖も半分程引いていたし、たとえ相手がイライザではなくAであっても平手打ち位は食らわせるかもしれない。
普段はAに対して甘い言葉を紡ぎ、優しい手付きでスキンシップを取っているのだから、それをイライザにも実行すれば良いものを。
｢つーかぁ、オレはA以外に嘘でもプロポーズなんかしたくねぇから。こっちから願い下げだっつの｣
｢フロイド先輩……あんた、意外に一途なんだな｣
｢当たり前じゃ〜ん。ウニちゃんも、本当はあんな奴にプロポーズしたくないくせに｣
二人が床に転がりながら話しているのを、Aは微妙な表情で眺めていた。
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太宰、乱歩などの頭脳派推し - いろんな世界に行ってるみたいなので、其処で知ったボカロなどを歌ってみてほしいです！歌ってみた的な。 (2022年3月14日 3時) (
レス) @page20 id: 6e38a4139d (このIDを非表示/違反報告)
ゆるり(プロフ) - 舞夜桜さん» リクエストですね、大丈夫ですよ！ 喜んで承ります〜！ 少しお時間いただきますね。 (2020年7月27日 21時) (レス) id: 6a421b584d (このIDを非表示/違反報告)
舞夜桜 - モブ男が夢主を襲う｢身体中を触ったり、叩いたりする」 それを目撃したキャラが激おこする。 とか書けますでしょうか？ 無理でしたら大丈夫です！ (2020年7月27日 20時) (レス) id: 7970974f99 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるり(プロフ) - ミミズクさん» ありがとうございます〜！！ 無理してませんよ！ 楽しくやってますから！ これからも頑張りますね！ (2020年7月17日 9時) (レス) id: 6a421b584d (このIDを非表示/違反報告)
ミミズク - いつ見ても最高です！更新無理せず頑張ってください!!! (2020年7月16日 23時) (レス) id: e138928b3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆるり | 作成日時：2020年7月4日 16時
