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Crowley side
ま、なんてこと言いましたけど、私もついて行きますよ。
勿論、Aさんが負けるだなんて微塵も思っていませんし、怪我をするとも思っていませんけど……彼女、怒ると手がつけられなくなるタイプじゃないですか。
手加減は出来ると思いますけど、犯人達が半殺しにされてたら困りますし、やばいと感じた時にストッパー役を務めようと思いましてね！
リーチ君達やヴァンルージュ君、キングスカラー君達がついて行くと言い張ったのは予想外でしたけど、まぁ良いでしょう。
｢あ〜……これヤバいっスよ。Aのこと、もう見失いました｣
｢一瞬で加速して姿を消しやがったな。チッ……おいクロウリー、匂いで追うぞ｣
｢あはっ、鬼ごっこしてるみたいで楽しいねぇ♡｣
｢ふふ、僕達の得意分野ですね、フロイド｣
それぞれ魔法を駆使して加速し続け、Aさんが走っていったと思われる方向へと森を駆け抜けて行く。
彼女の着物の袖元が一瞬見えたかと思えば、一瞬きの間で前方から姿が消えてしまった。
魔獣も肉食動物も、危険な食人植物なんかもいるというのに……まるで平野を走っているかのような軽やかさですねぇ。
キングスカラー君とブッチ君の鼻と、ヴァンルージュ君の魔力感知能力を頼りに走り続ければ、漸く犯人達が集まっていると思わしき建物を見付けました。
｢やれやれ……やっと追い付けましたよ。さぁて、Aさんは一体何処……へっ！？｣
｢うっわ！？ え、何！？ 誰なんスか、この人！｣
｢おやおや、いきなり飛んでこられましたねぇ。しかも血塗れです｣
鼻やら頭やらから大量の血を流している男性が飛んできて、太い木の幹にぶつかってからドサりと音を立てて地面へと落下しました。
こんなこと出来るのは彼女しかいないですよねぇ……というか、本当にAさんは何処にいるんでしょうか。
もう一度建物へと視線を向けた次の瞬間、艶やかな紫色が視界に入ったと思えば、地面に倒れ伏していた男の呻き声が聞こえてきました。
｢あ"ぁ"！！……ぐ、ゲホッ、ぅぇっ……！｣
｢いやはや、これで終わりなわけが無いではありませんか。愉快な命乞いを聞かせて頂きましたから、これでも一応手加減はしているのですがねぇ……人間とは脆いものです｣
両手両足に大量の返り血をつけたAさんが、仰向けにさせた男の腹部に右足を乗せ、ぐりぐりと痛めつけながら淡々と言葉を紡いでいる。
これは後始末が大変そうですが、まぁ頑張りましょう。
私、優しいので！
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太宰、乱歩などの頭脳派推し - いろんな世界に行ってるみたいなので、其処で知ったボカロなどを歌ってみてほしいです！歌ってみた的な。 (2022年3月14日 3時) (
レス) @page20 id: 6e38a4139d (このIDを非表示/違反報告)
ゆるり(プロフ) - 舞夜桜さん» リクエストですね、大丈夫ですよ！ 喜んで承ります〜！ 少しお時間いただきますね。 (2020年7月27日 21時) (レス) id: 6a421b584d (このIDを非表示/違反報告)
舞夜桜 - モブ男が夢主を襲う｢身体中を触ったり、叩いたりする」 それを目撃したキャラが激おこする。 とか書けますでしょうか？ 無理でしたら大丈夫です！ (2020年7月27日 20時) (レス) id: 7970974f99 (このIDを非表示/違反報告)
ゆるり(プロフ) - ミミズクさん» ありがとうございます〜！！ 無理してませんよ！ 楽しくやってますから！ これからも頑張りますね！ (2020年7月17日 9時) (レス) id: 6a421b584d (このIDを非表示/違反報告)
ミミズク - いつ見ても最高です！更新無理せず頑張ってください!!! (2020年7月16日 23時) (レス) id: e138928b3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆるり | 作成日時：2020年7月4日 16時
