アニメの知識しかねぇんだよなぁ！？【呪術廻戦】

なんか居る。 ページ40

それから伊地知さんに車を出してもらってパピナ商店街に着きました。


『とうちゃーく！なんか気味悪いね』


伊地知「ハピナ商店街、現在はほぼシャッター街となってます。ここら一体を解体して大型ショッピングモールを誘致する計画がありまして、その視察中に低級の呪いの群れを確認。狗巻2級術師にはその祓いをお願いします」


え、ほんとに低級だけ？呪力強めじゃん。


伊地知「ってアレ！？狗巻術師！？」


あれ！？居ねぇ！って思ったら薬局行ってた。話は最後まで聞こうね、棘。


憂太「何買ったの？」


憂太の問いに袋をガサガサして棘が取りだしたのはのどナオールだった。


憂太「のど薬？？」


『持ち歩いてるわけじゃないんだ』


憂太「？？？」


憂太、これ棘にとって超必須なものだから。


伊地知「要は金をかけた建物に曰くが付くと後々面倒なので今のうちに祓ってくれ、とのことです」


棘「しゃけ」


伊地知「帳を下ろしますが、六道さんはどうされますか？」


『んー、ちょっと心配だから中に残ります』


伊地知「分かりました。では帳を下ろします。御武運を！！」


憂太「呪い…低級の群れって言ってたよ」


棘「明太子」


魚のような呪いが少しずつ周りから集まって、大きな塊になった。


憂太「いくらなんでも多すぎ…！！狗巻君！？そんなに近づいたら危な」


『憂太、棘の祓い方ちゃんと見てて』


棘「爆ぜろ」


棘がそう唱えると呪いの群れが一瞬にして爆破した。


憂太「えっ、あ、そっか。もう終わりか」


棘「ツ"ナ"マ"ヨ"」


声ガラッガラじゃん。おつかれ棘。


棘「おかか！！」


憂太「どうしたの？」


『帳が上がらない』


憂太「あれ？本当だ。これじゃあ出られないね」


低級は棘が全部祓った。のに消えない呪力。
……やっぱなんか居る。


『来るよ』


棘、憂太「「！！」」


「ゾんば」


『離れて！！』


ど真ん中なんて立つんじゃなかったっ！！2人とも突き飛ばしちゃってごめんね！！！仕方ないね！！！！
私の髪の毛ちょっと犠牲になったけどまぁ仕方ないよね！！


棘「捻れろ」


棘の呪言で呪いの腕は捻れたものの棘に大ダメージ。


『棘！薬飲め！くすり！』


とりあえず呪具で応戦してるけどこいつ遠距離じゃん！！


『棘っ！うえ！！』


相手の攻撃ギリギリで憂太が棘を引っ張り、当たることは無かった。


『憂太！棘連れて一旦隠れろ！』

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