恋愛サポート神がきた。【d!】 (ページ2)

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1話ページ2

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「どうしよ…完全に迷子じゃん。」

お母さんに頼まれてこんな遠い所まで来たわけなんだが。
道に迷ってしまった。最悪だ。

くっそぉ…こんなとこ来なきゃよかった。

まったく知らない土地でたった1人。もうこれ死確定だわ。
私天国逝っちゃう。転生してアニメの世界へレッツゴーしたいですお願いします。

だって金も全然持ってないよ？スマホも繋がらないし。
死んだよ。これ。

「なんて日だ…」

そう嘆きながら地面にしゃがみ込む。ポケットの中を漁ると、たまたまキャラメルが入っていた。
あーあ、最後の晩餐がキャラメルとか。くっそ地味じゃねぇか。
もっと派手に((((

『あれ、君こんな所に1人でどしたの？大丈夫？』

誰だ。この人。可愛い女の子だなぁ。見たところ小学生か？
いや、でも服装が結構個性的だし…

そのおにゃのこは私に手を差し伸べてくれている。
まあその手をとらない術はない。

「あ、ありがとう。」
『私が駅まで送っていってあげようか？』
「えっ、いいの！？」

めちゃいい子やぁん…こんな子が増えますように。

『行こう。』

そうして、私はこの女の子について行くことにした。