第31話 ページ32
国永「・・・演練か」
蛍丸「・・・演練だね」
小狐丸「・・・演練だ」
膝丸「演練で証明すればいいのだな。我々の強さを。」
石切丸「警備員なんていらないと。なかなかいい考えでは?」
髭切「じゃあ分霊の刀貰わないとね〜」
光忠「あれ、意外と得策見つかった?」
それに関してはここは全く未定だった作者も驚いている。・・・途中で話の切り替えがおかしくなっていなければいいが。
A「見つかって良かったね〜!!」
一振「そうだね、それにしてもA、よくできていたよ!ご褒美のチューを・・・」
薬研「悪霊退散!」
後藤「変態退散!!」
一振「後藤!変態とはなんだ!」
後藤「変態だよな」
薬研「変態だな」
一振「二人共?(ピキッ」
ギャーギャーし始めた大広間。
また、いつもの日常が流れていく。
宗近「・・・」
今剣「・・・宗近?」
夜。
今日は源氏の二人の部屋で寝ることになったA。
いつもなら髭切と遊んでいるのだが今日は珍しくおとなしかった。
もちろんその理由は・・・
A「政府の役人さん、明日来るのかなぁ・・・」
髭切「そうだね〜・・・肘丸と一緒に側で見守ってるからね」
膝丸「そうだぞ。だからあんまり不安にならなくてもいい。いざとなったら俺たちも出る準備は整えておく。・・・あと兄者、その名前間違え、やめないか?」
自分の布団を敷き終え、布団の上に横になる膝丸。Aをこっちにおいでと呼んで寝る準備を整えていた。
髭切「僕、君の名前覚えてないんだよね〜・・・桃太郎。」
膝丸「やめる気は無いんだな。分かった。もう諦める」
まるで違う名前を読んだ兄に膝丸は苦笑いをこぼし電気を消した。
だが、髭切の方を見ると、髭切はまだ畳の上に直に横になっており、布団が出ておらず寝る準備は整っていなかった。
髭切「あれ〜膝丸、布団僕の分は?」
膝丸「自分でひいてくれ。名前をちゃんと呼ばない限り敷かな・・・よんだな!今!!!」
髭切「膝丸の名前忘れるわけないよ〜。ね?」
膝丸「そうか!!しいてやろう!!」
満面の笑みで喜んでいる膝丸を横目に髭切は膝丸が布団を敷いている間、Aを抱きしめ、膝丸の布団で寝てしまっていた。
膝丸「おい!兄者!!そこは俺の布団だ!そして、今日は俺がAを抱きしめてきたり寝る日だ!!!!!」
髭切「ん〜怒丸〜・・・」
膝丸「・・・もう二度と敷いてやらんぞ!!兄者ああああああ!!」
そんな夜であった。
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桜花(プロフ) - 絆稀【きづき】さん» ご返信とご意見ありがとうございます!ですかね?(^_^;キャラ迷子しつつあるのですがそう言っていただけるようでしたら頑張ってみます!ありがとうございます!!! (2018年2月13日 8時) (レス) id: 891cb3b2ef (このIDを非表示/違反報告)
絆稀【きづき】(プロフ) - 桜花さん» いえ!ちゃんと作者様が考えて書いたのならそのままがいいと思います! (2018年1月25日 19時) (レス) id: 4a2772f464 (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - 水瀬 華怜さん» コメントありがとうございます!修正しました!申し訳ないです・・・ (2018年1月17日 13時) (レス) id: 891cb3b2ef (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - 絆稀【きづき】さん» コメントありがとうございます!実際は「私」なのですがあえて「俺」にしてみました。お気に召されないようでしたら変えることも考えますがいかがでしょうか??一期一振さんのキャラが安定しないのでご意見お願いします! (2018年1月17日 13時) (レス) id: 891cb3b2ef (このIDを非表示/違反報告)
水瀬 華怜(プロフ) - 第7話の、みっちゃんと薬研の台詞で、「抜け駆け」が「駆け抜け」になっています。 (2018年1月3日 10時) (レス) id: 964a2beb1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜花 | 作成日時:2017年7月30日 19時