第23話 ページ24
加州｢とりあえずだ。そのビデオ、見てみようよ｣
今剣の手に渡ったビデオを見ながら加州はそう言った。
その途端、空気は一気に冷たくなる。
石切丸｢先程も言ったんだけどね、このビデオからはとてつもない邪気を感じるんだ。そんなビデオを見るとなれば･･･分かるね？｣
切国｢とはいえ、見ないことには分からんだろう。何故屋根裏にこんなものがあったのかも、そのビデオが何なのかすらも。｣
国永｢正直見ても分からない気がするがな！だな興味はあるな･･･｣
光忠｢どんなビデオか分からないから何とも言えないけど･･･好奇心には勝てないよね！｣
加羅｢黙れお前ら｣
張り詰めた空気の中で2名ほどワクワクしている奴がいたが、膝丸によって抑えられた。
とはいえ、未だ2人の目はキラキラと輝き、今剣の手にあるビデオを見つめていた。
膝丸｢この二人に見せればいいんじゃないか？｣
髭切｢おぉ！名案だね！これでAのまわりに張りつく邪魔者は減るね！じゃあ早く見てきてよ？｣
髭切は石切丸の膝にいたAを抱き上げ満面の笑みでそう言った。
髭切が楽しそうなのを見てAもにへらと笑う。
Aの笑顔にその場にいた全員が思わず笑を漏らしたのは言うまでもない。
膝丸｢ってそういう問題ではないぞ兄者！！まぁ確かにこいつらは少々Aにしつこい所があるが･･･｣
ため息が出そうな膝丸を横に鶴丸と光忠は今剣からビデオを受け取っていた。
国永｢じゃあ許可も降りたことだし見に行くか光忠！Aも連れて｣
光忠｢Aも？！ OK！そうこなくっちゃね！｣
髭切｢は？｣
その言葉に髭切の笑は固まった。
しかし腕にはがっしりとAを抱きしめ、
やつらに渡すまいとしている。
一方それを聞いたやつらはピクリと反応して、それなら一緒に見ると短刀達ですら怖がることなく立ち上がっていた。
特に後藤は･･･
後藤｢お、俺だって極になったんだ！お化けなんざ怖くねぇし！！｣
と、力ずよく言った。
そんな光景に一振が涙を流していたのは
膝丸しか知らない。
そんなガヤガヤし始めた大広間で
怒鳴りをあげて止めようとしたのは意外にも
この人物であった。
加羅｢静かにしろ！！！Aにビデオは見させない！！｣
光忠｢か、加羅ちゃん･･････いつの間にそんなに立派に発言できるようになったの･･･｣
加羅｢黙れ光忠。そして泣くな。｣
どこか馬鹿にしているようなおかんのような光忠はハンカチで涙を拭いていた。
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桜花(プロフ) - 絆稀【きづき】さん» ご返信とご意見ありがとうございます！ですかね？(^_^；キャラ迷子しつつあるのですがそう言っていただけるようでしたら頑張ってみます！ありがとうございます！！！ (2018年2月13日 8時) (
レス) id: 891cb3b2ef (このIDを非表示/違反報告)
絆稀【きづき】(プロフ) - 桜花さん» いえ！ちゃんと作者様が考えて書いたのならそのままがいいと思います！ (2018年1月25日 19時) (レス) id: 4a2772f464 (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - 水瀬 華怜さん» コメントありがとうございます！修正しました！申し訳ないです･･･ (2018年1月17日 13時) (レス) id: 891cb3b2ef (このIDを非表示/違反報告)
桜花(プロフ) - 絆稀【きづき】さん» コメントありがとうございます！実際は｢私｣なのですがあえて｢俺｣にしてみました。お気に召されないようでしたら変えることも考えますがいかがでしょうか？？一期一振さんのキャラが安定しないのでご意見お願いします！ (2018年1月17日 13時) (レス) id: 891cb3b2ef (このIDを非表示/違反報告)
水瀬 華怜(プロフ) - 第7話の、みっちゃんと薬研の台詞で、「抜け駆け」が「駆け抜け」になっています。 (2018年1月3日 10時) (レス) id: 964a2beb1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜花 | 作成日時：2017年7月30日 19時
