心の傷〜第二章〜【魔入間・魔d!】

33.お誘い ページ33

あれから私は…


新聞記事でも“フードを外した美少女”という噂で


話題になり、もう顔を隠すのを諦めた。


ありのままの自分で生きよう。そう思った。


シャ「あ、Aー！！」


『…！シャオロンさん！』


シャ「おはよー！」


『おはようございます…！』


シャ「…！」


『シャオロンさん、今日は早いんですね…！』


シャ「まぁな〜、なんか早く目が覚めたねん」


『ちゃんと寝ていますか？』


シャ「オカンみたいなこと言うなw


まぁ、一応な。」


こんな他愛のない話でも、幸せを感じる。


嬉しいなぁ。


シャ「なぁ、A。」


『、はい？何でしょう？』


シャ「…あの、さ…」


ウツ「Aちゃんおはよ〜♡今日も可愛えな〜」


『あ、ウツさん！おはようございます！』


ウツ「ｸﾞﾍﾍ」


シャ「…ちょっと大先生あっち行ってろ」


『…(・・?』


ウツ「え？何言ってんのシャオちゃｷﾞｨﾔｧｧｧ!!!!」


ウツさんがぶっ飛んでった。


『う、ウツさーん！』


シャ「…A。」


『あ、はい！』


シャ「…お、俺と…



















出かけてくれへんか…？」


耳まで真っ赤なシャオロンさん。


それが可愛く思える。


『…ふふ、喜んで…！』


今度の休日が楽しみです…！

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