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宮舘side
暴れるAを運びながら阿部の家に行き部屋に通されると机の上に開かれた解きかけの問題集、窓が開いて風通しが良くなってる窓。
全てを理解できた気がする。
阿「俺が電話で部屋出てる間にその窓から逃げたんだよ…しかも1問も問題進んでないし」
舘「でも窓からってここわりと高さ……避難梯子使用されてるの初めてみた」
この梯子使って外へ…俺もそんな勉強好きじゃないけどここまではしない。
阿「はい、このページまで終わらないと部屋から出さないからね」
『鬼！悪魔！！阿部！！！』
阿「阿部ですけど」
『舘さん助けて〜な！！』
舘「えぇ…帰りたい」
阿「ごめん。また逃げられたら嫌だから一緒に見張ってて」
舘「えぇ…てか何の勉強？」
阿「もうすぐ期末テストなの」
舘「期末かぁ…」
阿「もし赤点とって補習なんかになったら…既に仕事でスケジュール埋められてるAは退学もあり得る」
『うちの学校そうゆうとこは厳しいからなwww』
舘「笑い事ではないと思うけど」
なるほど…補習になり仕事を取れば退学、補習を取れば仕事に穴を開けまくる絶体絶命の状況。
ある意味SnowManの未来がかかってると言っても過言じゃない。
舘「おとなしく勉強しなさい」
『裏切りもん！！』
阿「だいたいAが逃げ回ってなければ今頃半分は終わってたのに」
『数学ができんくたって生きていける！！』
阿「生きていけても補習になって周りが迷惑するの！！」
活動休止して勉学に励んでた時もAの勉強の面倒は見ていたと言ってた阿部…。
こんな大変な事をしながらも自分の勉強を頑張って、結果を握りしめて戻ってきてくれたんだな。
舘「A」
『何？』
舘「阿部に迷惑かけないの。阿部だって自分の勉強あるだろうに見てくれてるんだよ」
『え、急に説教』
舘「それに、期末で補習になれば困るのはAでしょ」
『それは…』
舘「最高傑作なのに仕事に穴を開けるの？それとも最高傑作なのに退学するの？」
『うぐっ…』
舘「本当に椅子に縛り付けるよ」
『ごめんなさい…逃げません』
マジで縛り付けようと思ってたからかそれをちゃんと汲み取ったAは大人しく机に向かって問題集と向き合う。
『…アカン。数式みると頭痛い』
阿「ダメージ受けるの早いって！！」
阿「本当にありがとう！！」
舘「ううん。いつもAの勉強見てくれてありがとう。阿部にしか無理だからw」
阿「絶対に赤点回避させるね！」
結果はギリギリ赤点回避だったけど阿部は半泣きで喜んでた。
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作者 - 皐月さん» 皐月様。楽しく読んでいただいてありがとうございます。少しでもストレスが解消されてるのなら嬉しいです。これからもこの自己満足作品をよろしくお願いします。 (3月6日 23時) (
レス) id: 8f5e67220a (このIDを非表示/違反報告)
皐月(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます。最高傑作さまが痛快で日々のストレス解消になってます！ (3月6日 19時) (レス) @page38 id: f7b3aa6b04 (このIDを非表示/違反報告)
作者。 - ゆうさん» ゆう様。リクエストありがとうございました！以前と同じ様なリクエストでしたので少しだけ変えてみましたが面白かったのなら良かったです。これからもこの自己満足作品をよろしくお願いします。 (2月28日 18時) (レス) @page32 id: 8f5e67220a (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 作者。さん» 想像以上で面白かったです！ (2月27日 23時) (レス) @page32 id: 1ce84cedd9 (このIDを非表示/違反報告)
作者。 - ななみさん» ななみ様。楽しみにしていただきありがとうございます！これからもこの自己満足作品をよろしくお願いします。 (2月27日 10時) (レス) id: 8f5e67220a (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2024年2月12日 22時
