最強メンタルの最高傑作な紅一点【雪男】（27）

たまにはゆっくりしたかった ページ41

今日は久しぶりの1日オフ。変な夢を見たりで寝付きが悪くいつもなら1人って嫌いやし誰かしら誘ってどっか行くけど今日は1人ゆっくりしようと最早怠惰を極めて寝室からすら出てなかったけども人間には生理現象というものがあり寒くて出なかった布団からようやく出たお昼すぎ。


『さすがに膀胱破裂する…』
深「うわ！？」
『あ、ごめん…いや、何故おる？』
深「考えてないで扉閉めて！？」


トイレに行ったらふっかさんって先客がおってんけど私B型3人には合鍵渡してないのよ。だからふっかさんだけがいるわけないのよ。



『…おはよ』
向「もう昼やで？コーヒー飲む？」
『ん』
佐「さっきふっかの悲鳴聞こえたんだけどw」
『鍵閉め忘れてたっぽくてトイレ開けたら気張ってた』
向「そこまで聞いてへん」


リビングに行ったらさっくんと康二がおってTV画面には一時停止中のゲーム画面。
こいつら人の家集まってゲームしてやがる。てかこんなゾロゾロ来てて気づかんとゴロゴロしてた私凄いな。


深「あぁ…びびったぁ」
『それ完全に私のセリフなんよ来たなら言えよ』
深「寝てると思ってwせっかくのお休みなのに起こしたら悪いかなって」
『起きてはおったよ。ゴロゴロしながら本読んでた』
佐「何読んでたの？」
『天久シリーズ新刊』
向「漫画ちゃうんや」
『活字の気分やったの〜まって漏れる！！』


膀胱の限界を忘れててダラダラ話してたら唐突に尿意を思い出して家なのにトイレダッシュした。


向「お昼舘タッパーでええの？」
『うん。あ、あと鍋に入ってる粕汁あっためて』
佐「美味しそ〜！」
『自分でよそって勝手に食べろや』
佐「マジ！？いただきまーす！！」


何かメンバー(特に康二)が家に急に来る事に慣れすぎてるけどだいたい約束があったり事前に言われてる事が多いから今日はマジで何できたんかわからん。家でゆっくりするって言ってたのに…。


『何しに来たん？』
深「本当に大人しく休んでるか様子見？」
『暇すぎかよ』
向「俺の家コーヒー豆無くなっててコーヒー飲みに」
『茶店行けや』
佐「後藤と中林に会いに！！」
『ツナシャチに噛まれろ』


人のゆっくり休日を…まぁええけど。どうせこの人らゲームしてるやろうし本の続きでも読んでダラダラとしよう。
とか思ってたた玄関のチャイムが鳴った。


『康ちゃーん』
向「はいはい」
佐「自分で出ろよwww」


居るなら使うわ。今日は怠惰に生きるねん。

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