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今回の楽曲は歌う事はなくメロディーだけでダンスに集中して魅せる演目やから別段音程は気にせんでいいけどおそらく私はこのままジャニーズに居座る事にはなると考えたら踊りながらでも音を外さずに歌わないとアカンくなるかもしれへん。
元々ダンスは得意でも歌はそこまで…音痴ではないけど中の上？くらい。
克服しなアカンよな…。
『渡辺くん』
渡「え、なに」
『歌のレッスンとかってどうするんですか？』
渡「どうするって…レッスン日に見てもらったり自主的にボイトレ通ったり？」
『なるほど…渡辺くんは誰に見てもらってるとかあります？』
渡「何で？」
『歌上手いですよね？歌上手い人の真似したら近道かなって』
渡「いや自分に合った人に教わるのが1番でしょ」
『あー…え？私誰と合いそうです？』
渡「いや、知らんて」
…さっきガン付けてきた奴とは思えんくらい丸い。受け答えが丸い。
秒で変わりすぎやろ。
そういやタッキーがさっき先輩を立てること覚えろとか言うてたっけ…私も睨み返してたのにコッチは謝罪してない。正直悪いとは微塵も思ってないけど…謝った方がええんやろか。
『渡辺くん』
渡「何」
『さっきはすみませんでした』
渡「え」
ミススノ？のお兄さんらが私にしたように私も渡辺くんに不本意ながら頭を下げて謝罪した。視界の端っこでタッキーが笑ってるのが見えたから彼奴は後でどつく。
渡「えっとアレは俺が悪かったし…え、頭あげてくんない？」
周りが少しざわついてるのが耳に入る。目の前におる渡辺くんはちょっと焦ってる感じで何か口調がどもってる。これは…オモロくなるのでは？
『ほんまにすみませんでしたぁ！』
渡「わかった！わかったから頭あげてください！！お願いします！！！」
『許してくれるまであげません！！』
渡「許すも何もないじゃん！！」
『すみませんでしたぁ！！！』
渡「お前もうワザとじゃん！！！」
滝「Aもうやめてあげろw」
『これから悪くもない謝罪を強要されたら大勢の人の前でこれくらい大袈裟にしたらいいですかね？』
滝「絶対やめろ」
渡辺くんが実はオモロい人と判明して絶対にコイツ仲良くなられへんって思ってたけどそんなことはなさそうと思い直した。
渡「俺もうお前嫌いだわw」
『えー私は結構渡辺さん好きっすよ。反応オモロいし』
渡「マジで舐めてる」
『舐めたくないですよ汚い』
渡「物理じゃねーよ」
＿＿＿
この時に私の中での翔太くんのポジションはほぼ決まったんよな。
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作者 - 紫苑さん» 紫苑様。はじめまして。ありがとうございます！王子が紫苑様の癒しになっておられるのはとても嬉しいです！自己満足小説ですがこれからもよろしくお願いします！ (2023年4月15日 10時) (
レス) @page40 id: 8f5e67220a (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - はじめまして！�，�ら拝見しています。王子を見てると自然と癒されてます。 (2023年4月12日 23時) (レス) id: f458d4ab2f (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2023年4月1日 14時
