story30 ページ32
＜Aside>
さて、という訳で顕嵐を起こす編ですが……
海斗「相変わらず起きないね……」
A「うん……」
特に名案が思いつく訳でもなく膠着状態
玄樹「ねえ、２人ともまだー？」
どうやら待ちくたびれたらしい玄樹が部屋の前まで来ていた
玄樹「え、まだ起きてないの……」
A「本当に寝起き悪いんだよね…」
玄樹「えー、もうしょうがないなぁ」
そう言って玄樹はスタスタと部屋の中に入ってきた
未だに寝続けている顕嵐の前まで来ると、そっと顕嵐の耳に口を近づけて何かを言った
……なんて言ったんだろう。声が小さくて聞こえなかった
玄樹「……よし、これで起きると思うよ」
海斗「は！？今まで散々色々やってダメだったのに、たったこれだけでどうにかなる訳……」
顕嵐「ん………あれ、何で宮近いんの」
海斗・A「「起きた！！？？」」
何で！？
玄樹の力なの！？何なの！？
A「玄樹！なんて言って顕嵐起こしたの！？
私にもその言葉教えて！！」
玄樹「あはは、秘密ー♪
というか、俺にしか使えない魔法の言葉だから、Aが知ったところで無駄だよ」
魔法って……
玄樹なら確かに使えそうだから怖いよなぁ……
顕嵐「……本当に何で宮近と玄樹いるの」
海斗「普通に遊びに来ただけだよー」
顕嵐「……いや、知らないし」
海斗「えー、Aちゃんに言っておいたのに！」
そっちはそっちで寝起きで不機嫌な顕嵐と無駄にハイテンションな海斗で話していて
……ごめん、顕嵐
私が伝え忘れてたわ……
海斗「折角だしみんな呼ぼっか！」
顕嵐「……は？」
そのまま二人の会話を聞いていると、恐ろしい言葉が聞こえてきた
海斗「４人だけじゃつまんないし！」
A「ちょ、ちょっと待って
呼ぶって、まさか………」
海斗「ここに、神宮寺と岸くん呼ぼうよ！」
顕嵐・A「「やめろ！！」」
海斗って発想が自由でいいと思うけど、今はその自由さ要らないから！
自分の家かのように人を呼ぶな！！
玄樹「え、いいじゃん。呼ぼう呼ぼう」
A「えっ、玄樹まで……！？」
玄樹「神宮寺に会いたいし」
顕嵐「他所でやってくれ」
そんな私達の抵抗も虚しく、玄樹と海斗は２人に連絡を取り始めて
……結局、騒がしくなりそうだな
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 124人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ジャニーズlove(プロフ) - あ、12.5話読む前にコメントしちゃいました…！！顕嵐落ち希望です！！ (2017年11月24日 3時) (
レス) id: 71c2eb87b4 (このIDを非表示/違反報告)
ジャニーズlove(プロフ) - できればでいいですが顕嵐落ちがいいです…!!!! (2017年11月24日 3時) (レス) id: 71c2eb87b4 (このIDを非表示/違反報告)
かれん - 小説とっても面白かったです！これからも頑張ってください！応援しています。更新頑張ってください (2016年9月20日 16時) (レス) id: 24cd997fee (このIDを非表示/違反報告)
renaupearl(プロフ) - 私も安井くんとくっついて欲しいです！安井くん大好きなので！ (2016年8月15日 22時) (レス) id: 1cd1fddd86 (このIDを非表示/違反報告)
renaupearl(プロフ) - 初めまして！ (2016年8月15日 22時) (レス) id: 1cd1fddd86 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：綺羅 | 作成日時：2016年7月1日 22時
