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＜Aside>
さて、突然ですが、私は今ちょっとだけ困っています
いつも通りの平日の朝、いつも通り学校に行こうと支度を終えて家を出ようとしていると
ピンポーン
突然インターホンがなった
A「はー………い！？」
モニターに映っていたのは女の子の集団
『きょ、今日は、A様と登校したくて………！！』『何言ってるのよ！！今日はA様は私と登校されるのよ！！』『あなたこそ何言ってるのよ！！』…………
…ファンクラブかな、うん
でも今までこんなに朝から押しかけてくるような子達はいなかったのになぁ……なんでだろ……
？「……あれ？A、どしたの…？」
自室から顕嵐が出てきた。まだ寝間着のままだけど、目は覚めたみたいで不思議そうな顔で見ていた
A「あー、顕嵐、ちょっとこれ……」
顕嵐は軽くモニターをのぞき込むとちょっと眉間にシワを寄せた
A「これ、どうしようね…」
いくら朝早く起きたからと言って時間に限りはあるし、このままでは遅刻してしまいそうだ
顕嵐「んー……じゃあ、ちょっと待ってて」
そう言って顕嵐は自室に戻った
……何やってるのかな
数分後
顕嵐「お待たせ」
なんて言って制服に着替えて荷物を持った顕嵐が来た
顕嵐「一緒に学校、行こう？」
…なるほど、それでファンクラブの子を蹴散らすんだね
顕嵐も私と一緒で王子様の１人だし、２人で登校してれば邪魔はされないよね
A「ありがと」
顕嵐「…うん」
そう言って玄関の鍵を開ける
その時…
顕嵐「ほら」
顕嵐が私に右手を出す
…何だろ、ひざまずいてキスとかすればいいのかな
顕嵐「手、繋いで行こうよ」
……ん？
A「マジで？」
顕嵐とは実の兄妹ではないとはいえ、物心つく前から一緒だったから今更手を繋いだくらいじゃ照れはない
…けど、やっぱり人の目はちょっと気になるからなぁ
顕嵐「折角２人で登校するんだから、ね？
それに、手繋いでないと信者さん達に割り込まれちゃうかもよ？」
A「それは嫌だね…」
顕嵐「でしょ？だから、ほら」
そう言われて私は顕嵐の右手に左手を重ねる
顕嵐「よし、行こっか」
玄関のドアを開けて２人で外へ踏み出す
外にはたくさんの女の子がいたけど、私達のことを見るなりそっと道を開けてくれた
…A様、なんて叫んでる子達はいたけどね
顕嵐「ね？手繋いで正解だったでしょ？」
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ジャニーズlove(プロフ) - あ、12.5話読む前にコメントしちゃいました…！！顕嵐落ち希望です！！ (2017年11月24日 3時) (
レス) id: 71c2eb87b4 (このIDを非表示/違反報告)
ジャニーズlove(プロフ) - できればでいいですが顕嵐落ちがいいです…!!!! (2017年11月24日 3時) (レス) id: 71c2eb87b4 (このIDを非表示/違反報告)
かれん - 小説とっても面白かったです！これからも頑張ってください！応援しています。更新頑張ってください (2016年9月20日 16時) (レス) id: 24cd997fee (このIDを非表示/違反報告)
renaupearl(プロフ) - 私も安井くんとくっついて欲しいです！安井くん大好きなので！ (2016年8月15日 22時) (レス) id: 1cd1fddd86 (このIDを非表示/違反報告)
renaupearl(プロフ) - 初めまして！ (2016年8月15日 22時) (レス) id: 1cd1fddd86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺羅 | 作成日時：2016年7月1日 22時
