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『でも誰かがしなきゃいけない事だと私は思います。その人に分かってもらえなくても認識されなくても、自分の中で"誰かを助けることができた"という事実があればそれでいいんです』
夜「…」
『その人に感謝されなくてもいいです』
『呪術師だった母が眩しくて、逞しくて、美しくて…私もそんな風になれたならって純粋に思ったんです。結局は自己満足で終わってしまうのかもしれませんが…』
夜「…合格だ。悟、寮を案内してやれ」
『…え？本当、ですか？』
夜「あぁ、高専へようこそ。君の入学を歓迎する」
『あ、ありがとうございます！頑張ります！』
嬉しい。
私の望みがAった！
最初の望み。
五「んじゃ、こっち着いておいで」
私は五条先生に案内され、高専の廊下を歩いている。
すごいな、ほとんど木材で作られている。
歩くたびに少しギシギシいってる。
五「そういえば、お母さんも呪術師だったの？」
『はい。母方の祖父も呪術師だったらしいです。あまり詳しくは分かりませんが代々術式を受け継いだ者がその務めを果たしたとか…』
五「ふーん。御三家とは繋がりはあるの？」
『どうでしょう。あまり優遇はされていはいなかったとは聞いていますが…でも私は気にしていませんよ』
五「(僕が御三家の人間と知っての言葉なのか？)」
『五条先生？』
何か考えながら私の顔を横目で見ている。
五「ま、その話はまたおいおいね。さ、ここが君の部屋だよん」
『？』
先生は一室の部屋の前で止まり、ドアノブを開けて中を開いた。
仲はシンプルで、キッチン、ソファ、テレビが置いてある。
ひとり暮らしの部屋には丁度いい広さだ。
五「ちなみにこの右隣は君の同級生の部屋だから。何かあったら彼女の所に行くといい。僕のところでもいいけど…」
『五条先生…？あの…』
玄関の壁に手をついて、私のことを見下ろす五条先生。私には見えないが、その目で一体何を見ているのだろう。
五「……そこの制服に着替えておいで」
『え、制服？…あ、あれ』
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プスメラウィッチ - レイラさん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年3月15日 0時) (
レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
壬生桜(プロフ) - すごく面白かったです！続きが楽しみです (2021年3月5日 15時) (レス) id: fa982b1939 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レイラ | 作成日時：2021年3月4日 22時
