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9 : 綺麗な青空に見惚れた ページ9

綺麗な青空に見惚れた。

今日が警護の仕事当日である。

あぁヤバい緊張してきた...

私の斜め前には既に今日警護する相手が立っている。
彼は中肉中背の何処にでもいそうな男で
幸の薄そうな顔立ちをしていた。

あぁあどうせ警護するならイケメンが良かったなぁなどと失礼な事を考えていると、

「Aさん。今日は良い天気ですね」

男が話しかけてきた。

『そうですね』

私は形式的に答える。
勿論笑顔で。

「あぁ燕が飛んでいますね」

男はさして興味も無さそうに言った。

燕は私達の真横をすり抜けていく。
もう直ぐ春が来る...



警護の仕事は滞りなく進んだ。
これでもかと言うほど何も起こらずに1日が終わろうとしていた時の事だった。

ふと空を見上げると雲が出ていた。

「Aさん」

いきなり名前を呼ばれて私は少し反応が遅れてしまった。

『え...?』

男の方を見るとその手にはガッシリとした銃が握られ、私の方に向けられていた。

どういうこと...!?

そこで私は社長の言葉を思い出す。

《敵組織の罠かもしれない。》

あぁすっかり忘れていた。
私は探偵社員だった...

『どういうおつもりですか...?』

私は緊張を解かずに男に喋る。

「俺は雇われたんだよ。あんたの元の主にね」

男は気持ちの悪い笑みを浮かべた。
すると回りから何人もの黒ずくめの男達が出てくる。特徴的だったのは皆仮面をつけていることだった。

「残念だがあんたには死んでもらう」

辺りを見ると倉庫街の様な所来てしまっていた

クソッ誘い込まれた。

仮面の男達は皆機関銃の様なものをたずさえていた。

あぁー此れはちょっとヤバいかも...

警護するはずだった男がまた気持ちの悪い笑みを浮かべた。



辺りに銃声がこだました。

10 : 炎龍→←8 : フィナンシェが落ちた


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五月雨 葵 - 燈灯さん» ありがとうございます(*^^*)次回作も頑張りますね! (2019年12月7日 10時) (レス) id: 6b73f14aeb (このIDを非表示/違反報告)
燈灯(プロフ) - 完結!お疲れ様です!!五月雨葵さんの作品大好きです!!次回作も期待してます (2019年12月6日 15時) (レス) id: 71f779eec0 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨 葵 - 月夢風花さん» ありがとうございます(*≧∀≦*)次も頑張ります!!! (2019年12月4日 17時) (レス) id: 6b73f14aeb (このIDを非表示/違反報告)
月夢風花 - 長編完結おめでとう!!すごく面白くて、好きです!次のも楽しみ! (2019年12月3日 22時) (レス) id: c8e9b80948 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨 葵 - 燈灯さん» ありがとうございます!!!応援を糧にこれからも頑張ります!!! (2019年12月1日 7時) (レス) id: 6b73f14aeb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:五月雨 葵 | 作成日時:2019年9月28日 19時

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