恥ずっ ページ10
私に向かって一点の曇りもない笑顔を向けるしうみんさん
あー、私が勝手に２人でって、勘違いしてたパターンね…恥ずっ
思わず苦笑いを返すけど、しうみんさんは気にする様子なく前へ向き直った
ドヒとリギョンがしうみんさんと自己紹介をしあうと、早速いつものが始まった
「前に中華屋でお会いしましたよね？」
「あ、はい」
「きゃー！やっぱり！」
「あの後はもうしうみんさんの話題で持ちきりだったんですよー」
「え！何その話！聞きたい聞きたい！」
とにかくこの女子２人はよく喋る
そこに今日はちゃにょるも加わって、私は聞き役に徹したほうがよさそうだ
３人が話す途中にすほもちょこちょこ空気の読めない発言をして笑われている
いつも思うのだが弟よ、君は真面目すぎるのよ
家ではただのワガママ坊主だけど
しうみんさんは今日も、初めて会った時のように話に加わらず自分のペースで静かに飲んで…
いるかと思いきや、静かなようで静かじゃない
さっきから小さな声で擬音？を出している
ジョッキについた水滴が足に落ちて「うわっ」とか
遠くにあるものを取ろうとしてよろけて「おとと」とか
枝豆をさやから勢いよく飛び出させて「わっぷ」とか
１人でやらかして１人で焦って、慌てて
ものすごく…可愛い…！
「――って事があって、それから俺はAさん一筋なんすよ！」
「ん？」
しうみんさんの小動物のような仕草にもだえていたら、突如呼ばれた名前
ちゃにょるの大きな手が伸びてきて、私の小さな手を包み込む
「もういい加減俺のとこ来て下さいよぉ」
ちゃにょるからの求愛が始まると、酔っ払った証拠
いやいや貴方、そんな事言いながら彼女切れたことないですよね
いつもの事だから、私もすほも気にしないで適当にあしらうんだけど
今日はうるさいお調子者たちがいるのを忘れてた
「A！ちゃにょる君の気持ちを弄んでるのね。いけない子！」
「あんたフリーなんだから付き合っちゃえばいいじゃないよ！」
「あのですね、ちゃにょるは酔うといつもこうなんです。本気というわけじゃ、ぶっ」
また真面目に答えだしたすほの顔をドヒが押し返す
私の可愛い弟になんてことを！！
「Aさん！ずっと前から決めてました。お願いします！」
ちゃにょるが立ち上がって頭を下げる
いや、手を握られたままお願いされても
こういうのって、手を握って顔上げてパァッてなるやつじゃん
「ていっ」
可愛い擬音と共にしうみんさんのチョップが入った
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josp(プロフ) - wakaさん» そうなんです、あっさり終わってしまいました(T_T)もう続きはないので、ごめんなさい！読んでくれてありがとうございました。 (2016年2月10日 0時) (
レス) id: 61fc7b9123 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - えっ！あっという間におわた！つづきは？？続きプリーズ！！ (2016年2月9日 23時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
josp(プロフ) - かのかさん» 実は追い込み漁してたしうみんさんでした。好いてくれてありがとうございましたでした(つД`) (2016年2月4日 17時) (レス) id: 61fc7b9123 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - うーーわ！回りからせめてのいきなり誕生日入籍？凄い！しうちゃん!!!えー、でも残念。ここのしうちゃん好きだったの〜！又次回作楽しみにしてます〜！ (2016年2月4日 12時) (レス) id: 171b30f749 (このIDを非表示/違反報告)
josp(プロフ) - 私さん» 忘れもしないガトーショコラの悲劇（笑）やっと終わりました！今度は書き溜めてからにしようと思えた作品でした…。 (2016年2月1日 19時) (レス) id: 61fc7b9123 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：josp | 作成日時：2015年4月2日 0時
