派 ページ44
「今日ごはんどうする？」
「あ、カレー！カレーの気分です私」
「じゃ、とっておきのカレー作ってあげる」
「サラダ担当は私で！」
ふふ、と微笑むしうみんさん
しうみんさんは言い出したら聞かない所があるから、こういう時は甘えちゃった方が良い
一緒に生活をしていて学んだことだ
「材料あったっけ？」
「…ない、ですね」
一緒にスーパーで買い物
何も考えずにお肉を手に取ると、しうみんさんから「あ！」と上がる声
「Aちゃん、チキンカレー派！？俺も！」
カレーは鶏ひき肉だよね、ってニッコリ
はい、きゅんときました
だめだな、気を引き締めていないと気持ちが溢れそうになっちゃう
今も、どのメーカーのカレールーにするか真剣に選んでいる背中に飛び乗りたい気分だ
なんでこんなにしうみんさんのつむじって可愛いの…
「おーい、視線が突き刺さって痛いよぅ」
「ふぁっ！ごごめんなさいっ」
「…わかってるよ、これが良かったんでしょ？」
手に持ったルーをフリフリしながらドヤ顔
うん、それは何でもいいですこだわりないんで
「俺もなんでもいい派ー。ドレッシングも確かなかったよね」
「あー、じゃあ買わなきゃ〜」
「何ドレ派？」
「「和風オニオン！」」
答えたら、しうみんさんも同じように言っていた
おおー、なんて２人で小さく盛り上がる
買い物を終えて店を出れば、柱に繋がれた大きい犬がいた
動物は好きだけど、少し怖い
ちょっとだけしうみんさんの方に寄ると、しうみんさんも顔が青ざめていた
「あわわ、俺、大きい犬苦手なんだよ。あっちから行こ、あっち」
２人で大回りして、危険を回避
情けないだろーって言うけど、私も苦手だから別に何も思わない
「どっちかと言えば猫派」
「私もです」
「猫飼いたいなぁ。今のとこだと飼えないから引っ越そうか。ね？」
「え？」
もし、引っ越すとしたら
その時に私も連れて行ってくれるの？
「…嫌なの？」
「あ、違いますけどあの」
「仕方ない、ペットはAちゃんで我慢するかー」
「え、私ペット！？」
「ははははー」
よーしよしよしって頭を撫でられる
まぁ、悪い気はしないけど…
「可愛い〜うりゃうりゃ」
「ペットじゃないです！」
「うん。Aちゃんは可愛い」
急に真面目な顔になられて、どんな反応をしたら…
乱れた髪を直す
「居心地よすぎて離れられないなぁ。Aちゃんでよかった」
好みが合うって大事だよね、ってしうみんさんが笑った
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josp(プロフ) - wakaさん» そうなんです、あっさり終わってしまいました(T_T)もう続きはないので、ごめんなさい！読んでくれてありがとうございました。 (2016年2月10日 0時) (
レス) id: 61fc7b9123 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - えっ！あっという間におわた！つづきは？？続きプリーズ！！ (2016年2月9日 23時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
josp(プロフ) - かのかさん» 実は追い込み漁してたしうみんさんでした。好いてくれてありがとうございましたでした(つД`) (2016年2月4日 17時) (レス) id: 61fc7b9123 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - うーーわ！回りからせめてのいきなり誕生日入籍？凄い！しうちゃん!!!えー、でも残念。ここのしうちゃん好きだったの〜！又次回作楽しみにしてます〜！ (2016年2月4日 12時) (レス) id: 171b30f749 (このIDを非表示/違反報告)
josp(プロフ) - 私さん» 忘れもしないガトーショコラの悲劇（笑）やっと終わりました！今度は書き溜めてからにしようと思えた作品でした…。 (2016年2月1日 19時) (レス) id: 61fc7b9123 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：josp | 作成日時：2015年4月2日 0時
