ハッピー涙 ページ41
父と母とすほちゃんから、０時ぴったりに来ていたメッセージ
「誕生日おめでとう」
嬉しいけど、毎年直接聞いていたそれを文字で見るのは少し寂しい…
「おめでとうー！」
恒例の同僚２人からのプレゼントは、お気に入りブランドの限定メイクキット
毎年の事だから遠慮なくさっさと開ける
「ありがとう！やっぱ可愛いっ」
「この色Aに合いそう。付けてみ？」
ウキウキしながら言われたとおりにする
２人ともオーバーなくらい褒めてくれて満更でもない私…
「可愛くしても結局家族とパーティーですか」
「うーん、そのつもりだったけど」
今朝のメッセージには続きがあって、「今年は一緒に祝えないけど」って書かれていた
帰る気満々だったのに、振られちゃった
「ははーん、さてはしうみんさんと素敵な夜を」
「だーかーらーそんなんじゃないんだってば！それに私の誕生日なんて知らないと思うよ」
唯のルームメイトだってわかってるのにいつも揶揄ってくるんだから！
なんか、こう、もやっとするから揶揄わないでほしいのに…
「じゃあいつもより女子っぽいとこでご飯しよ！」
「よし、調べて予約しなきゃ！」
すぐに切り替えてくれる２人に今日ばかりは感謝！
しっかり者のドヒが手配してくれたお店はすごく雰囲気のいいところだった
「美味しい〜」
「それに店員、カッコイイ〜」
３人で散々盛り上がって、サプライズケーキで思わず泣いちゃったりして
すっごくいい誕生日になった
「ドヒもリギョンも大好きー！愛してるー！」
「わかった、わかった！もう、リギョンが飲ませすぎるから」
「店員がイケメンなのが悪い」
いつもよりテンションが高い私はリギョンの真面目に言い放った言葉がツボに入って笑いと涙が止まらない
無理矢理詰め込まれたタクシーの中から２人に手がちぎれそうなくらい手を振って別れた
タクシーの運転手さんからも「おめでとう」なんて言われて気分がいい
「おつりはいりません！」って、３０円だけだけど…
タクシーから降りて階段を駆け上がった
明かりが点いているからしうみんさんはまだ起きているみたい
それすら私の気分をあげる
「ただいまっ、」
「ハッピーバースデー！」
ドアを開けると同時に鳴らされたクラッカー
私の頭にハートの紙吹雪がたくさん降ってきた
テーブルの上にケーキの箱がある
その横には、この前一緒に行ったショップの紙袋
「わわ、泣かないで〜」
今日の私は涙腺がバカになったみたい
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josp(プロフ) - wakaさん» そうなんです、あっさり終わってしまいました(T_T)もう続きはないので、ごめんなさい！読んでくれてありがとうございました。 (2016年2月10日 0時) (
レス) id: 61fc7b9123 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - えっ！あっという間におわた！つづきは？？続きプリーズ！！ (2016年2月9日 23時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
josp(プロフ) - かのかさん» 実は追い込み漁してたしうみんさんでした。好いてくれてありがとうございましたでした(つД`) (2016年2月4日 17時) (レス) id: 61fc7b9123 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - うーーわ！回りからせめてのいきなり誕生日入籍？凄い！しうちゃん!!!えー、でも残念。ここのしうちゃん好きだったの〜！又次回作楽しみにしてます〜！ (2016年2月4日 12時) (レス) id: 171b30f749 (このIDを非表示/違反報告)
josp(プロフ) - 私さん» 忘れもしないガトーショコラの悲劇（笑）やっと終わりました！今度は書き溜めてからにしようと思えた作品でした…。 (2016年2月1日 19時) (レス) id: 61fc7b9123 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：josp | 作成日時：2015年4月2日 0時
