営業さん ページ34
出張明けの振休だというしうみんさんに見送られた朝
会社までの距離が短すぎて、むずむずした気持ちは持続したまま
『しう兄と仲良くやってるみたいで安心したよ。また２人の邪魔しに行くね』
『邪魔って何！？でもまた来てね』
明け方に入ってきていたメッセージに返信をして、気合いを入れるために頬をペチペチ叩いた
さー、頑張るぞ！
ランチはいつものメンバーで
昨日の今日だから、２人とも興味津々みたい
「帰ったらすほちゃんいて、」
「えー！折角の久しぶりの再会なのに…憎きすほめ！」
「そうだー！すほコノヤロー！」
「待って待って、私の可愛い弟なんですけど？」
何もなかったとわかると徐々に話は逸れていく
いつの間にか話題は、ちょっと前に担当が変わって社に来るようになった、営業の人になっていた
「今日、何曜日だっけ？あの人来るよね！？」
「あー！えと…べっきょんさん！」
「いいよね彼。明るくて華があって」
「なんでウチにはそういう人がいないのか…」
「転職しようかな、そこに」
「いいねー。しよしよ」
ドヒとリギョンは盛り上がってるけど、実はちょっと苦手なタイプ
確かに明るいし、人あたりよさそうだし、仕事も出来ます！って感じだけど…
ノリだけで押し切ってる感があって嫌だな
まぁ、私の仕事と係わりないし、見てて勝手に思ってるだけで
適当に話を聞いていたら、ドヒが変な事を言った
「べっきょんさんってさ、たぶんAを意識してるね」
「はぁ、またAか…」
大人しいフリして男を手玉に…なんてリギョンが言うから軽く小突く
手玉に取れるような技があるなら、過去の恋愛に苦労してたりしないって！
だいたい大人しくなんてないしー！
「そんなまさか」
「ほら、私ドア近いじゃない？入ってきた時いつもキョロキョロしてるの気付いてさ。目線追ったらAの事見てた」
「えー、たまたまじゃないの？」
「違うって！いつもだから！」
信じられない私に、リギョンが「私もチェックしてみる！」と意気込む
リギョンが張り切るととんでもない事を仕出かしそうで不安しかない
午後の小休憩が開けてすぐ「こんにちはー！」と元気な声が響いた
ついその声に顔をあげると、べっきょんさんとバッチリ目が合ってしまった
軽く頭を下げて視線をそらす
…びっくりしたぁ
べっきょんさんは部長と会議室に消えた
部長にコーヒーを頼まれたリギョンがニヤニヤと私を呼ぶ
「Aが行ってきてよ！」
ほら、不安的中…
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josp(プロフ) - wakaさん» そうなんです、あっさり終わってしまいました(T_T)もう続きはないので、ごめんなさい！読んでくれてありがとうございました。 (2016年2月10日 0時) (
レス) id: 61fc7b9123 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - えっ！あっという間におわた！つづきは？？続きプリーズ！！ (2016年2月9日 23時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
josp(プロフ) - かのかさん» 実は追い込み漁してたしうみんさんでした。好いてくれてありがとうございましたでした(つД`) (2016年2月4日 17時) (レス) id: 61fc7b9123 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - うーーわ！回りからせめてのいきなり誕生日入籍？凄い！しうちゃん!!!えー、でも残念。ここのしうちゃん好きだったの〜！又次回作楽しみにしてます〜！ (2016年2月4日 12時) (レス) id: 171b30f749 (このIDを非表示/違反報告)
josp(プロフ) - 私さん» 忘れもしないガトーショコラの悲劇（笑）やっと終わりました！今度は書き溜めてからにしようと思えた作品でした…。 (2016年2月1日 19時) (レス) id: 61fc7b9123 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：josp | 作成日時：2015年4月2日 0時
