ごふっ ページ33
閉めたドア越しにゲラゲラと笑う声が聞こえる
さっきまで私の取り合い…照れるな…をしてたのに、今度は２人して私をからかって…！
本当に寝てやるんだから！
意気込んでベッドに入ったら、すぐに意識が途絶えた
目覚まし時計に爽やかに起こされる
そういえばすほちゃんはまだいるのかな？
部屋を出るといい匂い…はっ！
「おー、おはよう」
「おはようございます。朝ごはん…」
「うん、適当に作ったよ。一緒に食べよ？」
「すみません！私が作らなきゃって思ってたのに」
「いいのいいの。ほら、準備しておいで」
顔を洗いに…って！
洗濯機が動いてる…！
あれ、昨日、私、下着、そのままで…
「えーっ！！」
「どうした！？」
大声をあげた私に、しうみんさんが慌てて飛んできた
洗濯機を指さしてあわあわしていると
「あーそっか。一緒に洗っちゃってごめん…。一応ネットでわけてあるから」
「ネ、ネットに入れたんですか…！？」
「うん」
あぁ、見られた
あのくたびれた使い古した下着をしうみんさんのお手に触れさせてしまった
恥ずかしいし情けない
「…これからは洗濯、やらなくていいです。しうみんさんのも私がやりますから」
「そんな、気を使わなくていいよ〜。俺、洗濯好きだし」
「昨日はしうみんさん、私に洗濯してもらうって言った！」
「やれる人がやればいいじゃん。前もそうしてたし」
「これからは！私が！やるの！」
「ほんと、すほソックリ」
またむくれてる、ってしうみんさんが私の下唇をつまむ
その手を払いのけると、しうみんさんは楽しそうに笑った
「わかった、じゃあこれからは頼むね」
「はいっ！」
しうみんさんと朝食を共にするのは２回目
前回よりも断然豪華でまともな朝食が並んでいる
って、私が準備してた食材だからだろうけど
あの時のデニッシュ、べっちょりしてたもんな…
「Aちゃんが冷蔵庫いっぱいにしてくれてたから助かるよ」
「ご飯ありがとうございます。明日は私が作りますね」
「だから、そういうのいいんだって！気を使ってたら疲れるだろ？」
「だってそれじゃ、私は何をしたらいいんですか」
「んー。俺の前で笑っててくれたらそれでいいよ」
わざとらしいドヤ顔のしうみんさん
すぐそうやって…！
何も言い返せなくて、持ってたパンにかじりつく
「ごふっ」
「あはは、コーヒー飲みな」
「あつっ！！」
「あはははははは」
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josp(プロフ) - wakaさん» そうなんです、あっさり終わってしまいました(T_T)もう続きはないので、ごめんなさい！読んでくれてありがとうございました。 (2016年2月10日 0時) (
レス) id: 61fc7b9123 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - えっ！あっという間におわた！つづきは？？続きプリーズ！！ (2016年2月9日 23時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
josp(プロフ) - かのかさん» 実は追い込み漁してたしうみんさんでした。好いてくれてありがとうございましたでした(つД`) (2016年2月4日 17時) (レス) id: 61fc7b9123 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - うーーわ！回りからせめてのいきなり誕生日入籍？凄い！しうちゃん!!!えー、でも残念。ここのしうちゃん好きだったの〜！又次回作楽しみにしてます〜！ (2016年2月4日 12時) (レス) id: 171b30f749 (このIDを非表示/違反報告)
josp(プロフ) - 私さん» 忘れもしないガトーショコラの悲劇（笑）やっと終わりました！今度は書き溜めてからにしようと思えた作品でした…。 (2016年2月1日 19時) (レス) id: 61fc7b9123 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：josp | 作成日時：2015年4月2日 0時
