どうやら ページ3
どうやら今日はすほと同じプロジェクトチームの打ち上げだったらしい
ひとまず皆の名前はなんとか覚えた
私の斜め前に座るちぇんくんは聞き上手で柔らかい笑顔が印象的
前のたおくんは甘え上戸なのか、ほんのり赤い顔で隣のすほにしな垂れかかっていて可愛らしい
外では格好つけてキチンとしているすほも、酔っているのかそんなたおくんの手をにぎにぎ…
幼少期に私の手をにぎにぎして甘えていたのを思い出す
可愛かったなぁ
運転手として来た私は飲めないからウーロン茶
たった１人素面だというのに、ひたすら陽気な人たちのくだらない話に愛想を振りまいてつき合わされている
…拷問じゃない？
「あ、ごめんなさい。もう、ちゃにょる邪魔！」
「ん、大丈夫」
そして誰よりもテンションが高い隣のちゃにょるは相変わらず声も表情も煩い
同じ学校だった私たちの過去の出来事を身振り手振り大きく話すものだから、それを避ける為に動くと反対隣のしうみんさんにぶつかってしまう
それとは対照的にこの中で１番年上だというしうみんさんは凄く静かで、お酒が強いのか顔色ひとつ変えずにずっと飲み続けている
１人だけ纏う空気が違うというか、大人というか
ちゃにょるがぐいぐい攻めてきて、必然と背中をむけているからかもしれないけど…なんとなく気まずい
「うぅ〜、やっぱり俺Aさんが好きっす！」
「ひぁっ」
「うぉっ」
ちゃにょるが叫びながら突進してくるから、しうみんさんに背中を預ける形になってしまった
後ろから両腕が伸びてきてちゃにょるを押し返す
「お前、Aさんが潰れるだろ！」
「Aさぁん、そろそろ俺の気持ち受け止めてくれてもいいじゃないですかぁ」
それでもちゃにょるが体重をかけてくるから２人の男に挟まれる形になってしまった
普段男っ気もなくて、男慣れだってしてない私は、前から圧し掛かってくるちゃにょるにドギマギしつつ、背中に感じるしうみんさんの男らしい体にドキドキしすぎて気絶するかと思った
「ちゃにょる〜、そんなんじゃ嫌われる一方だと思うよ？ほら離れて離れて」
安定のちぇんさんが間に入ってくれて、飲み会はお開きとなった
ちぇんさんとたおさんは帰る方向が同じらしく、歩いて帰れる距離に住んでいるちゃにょるもグデングデンに酔っていたからついでに乗せてタクシーで帰って行った
「さ、私たちも行きましょうか」
どうやらしうみんさんは今夜は我が家に泊まるらしい
なんだろう、この緊張感は
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josp(プロフ) - wakaさん» そうなんです、あっさり終わってしまいました(T_T)もう続きはないので、ごめんなさい！読んでくれてありがとうございました。 (2016年2月10日 0時) (
レス) id: 61fc7b9123 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - えっ！あっという間におわた！つづきは？？続きプリーズ！！ (2016年2月9日 23時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
josp(プロフ) - かのかさん» 実は追い込み漁してたしうみんさんでした。好いてくれてありがとうございましたでした(つД`) (2016年2月4日 17時) (レス) id: 61fc7b9123 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - うーーわ！回りからせめてのいきなり誕生日入籍？凄い！しうちゃん!!!えー、でも残念。ここのしうちゃん好きだったの〜！又次回作楽しみにしてます〜！ (2016年2月4日 12時) (レス) id: 171b30f749 (このIDを非表示/違反報告)
josp(プロフ) - 私さん» 忘れもしないガトーショコラの悲劇（笑）やっと終わりました！今度は書き溜めてからにしようと思えた作品でした…。 (2016年2月1日 19時) (レス) id: 61fc7b9123 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：josp | 作成日時：2015年4月2日 0時
