うそだぁ ページ17
「えっ」
私だって「えっ」だよ！
母とすほちゃんが同じ顔して私を凝視してくるから、残りのプリンを一心不乱にかき込んだ
「ちょっとすほちゃん、話が違うじゃないのよー」「うへぇ、おっかしいなぁ」って…コソコソ言ってるけどこれだけ近くに居るんだから丸聞こえですからね！
「ま、同棲から始まる恋もいいじゃない。ぽーんと飛び込んじゃえ！」
「住まないから！しうみんさんもルームシェアの相手探してるだけだし、そんな、恋愛的な…結婚とか…。とにかくないから！それにお父さんは絶対反対するもんね！」
ごちそうさま！と席を立つ
母が少し寂しそうな、呆れたような、そんな顔をしているのが見えた
前の恋愛の事があったから、茶化しているようですごく心配してくれているのはわかってる
ごめんね、お母さん…
「Aちゃん、あの、」
来るだろうなって思ってたけど、やっぱりすほが部屋に来た
短く返事をすると、バツが悪そうに小さくなって入ってくる
私の隣に座ると、顔色を伺うように控えめな視線が…
本当、小さい頃から変わってない
喧嘩をしたらすほから来てくれるくせに、何も言わずに許してもらえるまで金魚のフンみたいにくっ付いてきてたっけ
「怒ってるわけじゃないからね？」
「え？本当に？」
「うん。ちょっと気まずかっただけ。すほ、お母さんに何て言ったのよー」
「しう兄がAちゃんと暮らしたがってたって…」
はぁー
それは、勘違いしても仕方ない…のかなぁ？
「ねぇ。しう兄と本当に付き合ってないの？何もなかったの？」
「ないない！何も…って、すほもちゃにょるもいるとこで何かあっても嫌だし！」
「へぇー、いなかったらナニかあってもよかったんだぁ」
「はっ！ばか！」
ニヤニヤしてるすほの肩をぺちぺち叩く
姉に向かって言う言葉じゃないでしょ！
「でもAちゃん、しう兄のこと結構スキでしょ」
「…？」
「しう兄はAちゃんの事すきだと思うな」
「えー。そんな…嘘だぁ」
「だってしう兄のベッド使ったんでしょ？しう兄の寝室に入れるのってかなりレベル高いよ！自分の空間乱されるの嫌だから入るな！ってちゃにょるが前に怒られてた」
「ちゃにょるだからじゃない？」
「…そうかも」
もう寝るからってすほを部屋から追い出してベッドにダイブする
しうみんさんが私をスキ？嘘だぁ
そんな事言われたら、意識しちゃう…
久しぶりに感じるこの感覚に、そわそわドキドキしてなかなか寝付けないよ…！
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josp(プロフ) - wakaさん» そうなんです、あっさり終わってしまいました(T_T)もう続きはないので、ごめんなさい！読んでくれてありがとうございました。 (2016年2月10日 0時) (
レス) id: 61fc7b9123 (このIDを非表示/違反報告)
waka(プロフ) - えっ！あっという間におわた！つづきは？？続きプリーズ！！ (2016年2月9日 23時) (レス) id: 2c21ad0cad (このIDを非表示/違反報告)
josp(プロフ) - かのかさん» 実は追い込み漁してたしうみんさんでした。好いてくれてありがとうございましたでした(つД`) (2016年2月4日 17時) (レス) id: 61fc7b9123 (このIDを非表示/違反報告)
かのか(プロフ) - うーーわ！回りからせめてのいきなり誕生日入籍？凄い！しうちゃん!!!えー、でも残念。ここのしうちゃん好きだったの〜！又次回作楽しみにしてます〜！ (2016年2月4日 12時) (レス) id: 171b30f749 (このIDを非表示/違反報告)
josp(プロフ) - 私さん» 忘れもしないガトーショコラの悲劇（笑）やっと終わりました！今度は書き溜めてからにしようと思えた作品でした…。 (2016年2月1日 19時) (レス) id: 61fc7b9123 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：josp | 作成日時：2015年4月2日 0時
