Joshua Hongという男 (ページ5)

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普通の友達ページ5

そんな私だって、普通の友達もいる。

「おっす。あれなんか今日顔老けてね？」

普通の友達、改め、ド失礼男チェハンソルである。

「あんたね、、レディになんてことを。」

「何か疲れてね？」

「…今日提出の課題朝までかかった。」

失礼とはいえ、

誰よりも私の変化に気付いてくれるのもこの男。

なんだかんだ小学校からの仲である。

「講義終わったら飯じゃん。元気出せ。」

「…、私のこと動物かなんかだと思ってる？」

「動物じゃん。」

「…あのねえ、」

「今日昼豚骨らーめんあるらしいぞ。」

「…、さあ最後の力を振り絞ろうかハンソル君！」

「…お前なあ」

「そこ！」教授に指さされて、ハンソルと同時に頭を軽く下げる。

大学になってまで注意されるなんて。

頭を下げたまま隣のハンソルを見ると、

お前のせいだと言いたそうな顔をしている。

いや、動物興奮させるやつが悪くない？

ハンソルとは専攻が同じだからほぼ授業も同じ。

なぜここまで腐れ縁なのかは聞かないで欲しい。

もう運命でしかないから。

「…A今キモいこと考えただろ？」

心底不快そうな顔でこちらを見てくるハンソル。

脳内がバレるぐらいにはソウルメイトなのだ。