Joshua Hongという男 (ページ3)

今日:9 hit、昨日:7 hit、合計:25,115 hit

ユニット活動ページ3

ホァンがどんな男か。

それは彼が近付いてくれば分かる。

「「「きゃ〜！！！！！！」」」

ほら。

ユニット活動か何かですか？

というレベルに沢山の女の子と常にキャンパス内を練り歩いている。

とか冷やかしながら、私もガッツリ目で追ってしまっているのも事実。

ん？？？？？

こっちに来る気配がして焦って近くの花壇に目線を移す

「おはよう、A。」

眩しい笑顔で目の前の席に着席するホァン。

「…おはようホァン」

「またそんな呼び方して。」

ユニット結成の発端である＜優しい笑顔＞を浮かべて見てくるもんだから、

私は仕方なくしれーっと目線をユニットの方々へと移す。

ホァンが不意にゴリラ女の前に着席するから、

メンバー？の女の子たちが後ろをうろうろしている。

「…う、後ろのユニットの方々が。」

「ユニット？Aはいっつも変なことを言うね。」

そう、適当に流されるぐらいには割と仲がいい。

どうやら

よくある「おもしれー女」枠にハマったらしい私は

新しい人種に思えるらしく。

悩んで険しい顔をする私に対して、ホァンは

「全く、女性の概念を広げてくれるね。」

と爽やかな顔で悪口を普通に決め込んでくるのである。

ちょっと思ってたんと違う状態である。