3話 ページ3
「いや〜Aちゃんいつ見ても可愛ええなぁ。」
「そう？いつもと変わらないけど……というか煽てるの上手ねトン君。」
「あれ、今日ノーメイクなん？」
「あ、気づいた？鬱君流石だわ〜」
「グルッペンは？」
「あ、お仕事中。呼んでくるね。」
グル君〜来たよ〜と声をかけると部屋から出てくる。
髪の毛ぐっちゃぐちゃなんだけど平気かな……
「よぉ、グルッペン遅いぞ〜！」
「すまんすまん、ちょっと仕事しとったんや……ってショッピ君も来たんか。いらっしゃい。」
「ちょっとその名前はここでは……！」
ショッピ君、と呼ばれた彼はちらちらとこっちを見ている。
あ、もしかして私のこと知らないのか。
「あーショッピ！こいつは大丈夫やで！」
「黒坂君がお世話になっております、一応婚約者のAです。」
「うっわこいつ苗字呼びしやがったwwww」
「黒坂君呼びは私の特権だからな〜。」
「えっと……はい。紫風です。一応ちょっと前から我々だでショッピでゲームしたりしてます。」
「あ〜よく動画見てるよ。コネシマ君の後輩さんだっけ。君も大変だね、こいつの後輩とか……くっ」
「なんで笑うねん！！！！！！」
先輩人の家っすよ、と軽めのチョップを入れられているのを見ていると、トンさんが話しかけてきた。
「なーAちゃん、今度の人狼のGMと編集お願いできんかな？」
「お仕事しばらくないからいいよ〜」
「いや〜ありがとうなぁ、マジ天使。グルさんもいい嫁さん持ったなぁ。」
「俺が惚れたんやから当たり前やん。なぁ。」
ふふふ、と笑顔を返す。
確かにグル君の猛アタックは覚えてる。
因みに私は皆より一つだけ年上。
彼らが私の事を先輩と呼んでくれてたのは一体何年前なんだろうか……
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口調について修正
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