総統閣下は彼女とゆっくりがお好き。 (ページ15)

今日:4 hit、昨日:4 hit、合計:4,924 hit

番外編/鬼は外？ページ15

「グル君は～外～」

「……なぜだ」

グル君に向かって豆を投げる。

「……痛かった？」

「いや、痛くはないが……なんだこれは。」

「豆まきですよ。節分ですから」

「そんなことは知ってるゾ！何故俺なんや！！」

「……身近にいるのグル君しかおらんし、なんならグル君が私に豆投げる？」

「そんな事出来ると思っているのか。」

「できないと思ってるから言ってる。」

「……ふふ。」

「……ごめんね、恵方巻き食べよ。えーっと今年は……」

「こっちだゾ」

くいっと顎を彼へと向けられる。

そして、もう今年何回目かわからないキスをされる。

「……馬鹿なの。」

「たまには良いですよね、先輩。」

「ねぇやだその呼び方……」

イタズラのように呼ばれた"先輩"の言葉。

いろんな人から言われて慣れてしまったはずなのに、今日はやけに恥ずかしい。

ああ、もう彼のせいで顔が熱い。

豆まきの鬼みたいになってないかな。

後輩のくせに少しだけ上手な彼に腹立たしくなって

「ねえグル君。」

上機嫌そうに油断していた彼の綺麗な首にキスを落とす。

彼の方が背が高いから苦労したけど。

「……これが私の気持ちだけど。」

ニヤニヤしながら飲み物や晩御飯をリビングへと運んだ。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
首筋へのキス/執着
唇へのキス/愛情

何このクソイチャラブ話は(憤慨)
他所でやれ、もしくははよくっつけ(激おこ)

朝日が登ってないからまだ2/3です(無理)
なかなか忘れていたのでここで

外資系1周年おめでとうございます。
もう1年ですか早くないですか。