5話 ページ5
これは早く帰らねば、と仕事を速攻で終わらせ、スーパーによって豆腐を買って家に帰れば
「ななくんおかえり!!」
抱きつかんばかりの勢いで玄関先に顔を出した。
「お、ただいま。はい、豆腐。」
「あ、覚えててくれた!やったぁ、もうすぐできるから着替えて来てね〜」
可愛らしくぴょこぴょこと歩いていく。
ギシギシという音が聞こえないのは、端から見たらすっごい怖いんやろなって思う。
じゃない、着替えて手料理食べなあかん。
「ななくんできたよ〜」
「はーい今いくで」
リビングに向かうと、あったかそうな料理と彼女の笑顔が迎えてくれた。
「今日も美味しそうやね。」
「んふふ、ありがとう〜冷めないうちに食べてほしいな」
「あたりまえでしょーよ。」
いつも通り、向かいの席で目をキラキラさせて感想を待っている。
だからいつも通り、安心させるように、言ってやる。
「ちゃーんと美味しいよ。ありがとな。」
「…んんんななくん優しい!!」
可愛いなぁ。
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沙夜(プロフ) - これはまた、面白そうな・・・!!!楽しみにしてます!頑張って下さい(^○^) (2018年6月13日 6時) (レス) id: f4fb874013 (このIDを非表示/違反報告)
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