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3話 ページ3

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お昼休みだ。

まだこの学校にどんな所があるか分からないけど、取り敢えずご飯食べた後に探検にでも行こうかな…。



「A〜!一緒に食べよーぜ!」


「え“ッ、こいつも来んのかよ…。」



笑顔でお昼を誘ってくるホルマジオさんに対して、イルーゾォさんはちょっと不満そう…。



「えっと…でも、イルーゾォさんが……」


「まぁまぁ、いいからいいから!」


「ッ…!!」



イルーゾォさんの表情からして、嫌そうだったので断ろうと思ったのに、ホルマジオさんに強引に腕を引かれて、連れていかれてしまう。



「おい!マジで連れていくのかぁ!?」



その様子を見て、眉間にシワを寄せ、嫌そうに叫ぶイルーゾォさん…。

うう…気まずくなりそう。


ホルマジオさんに悪気はなさそうで、ただ友達もおらず、1人でご飯を食べようとした私を心配しての行動だと思う。

本当、優しい人だな…。


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「着いたぜー、俺らいっつもここで飯食ってんの。寂しくなったらいつでも来いよ!」



連れてこられたのは屋上。

爽やかな風が吹き、髪の毛がふわふわと揺れる。



「今日は他の奴らは来ねぇのか?」


「2年は調理実習で向こうで食べるんだとさ。リーダーとプロシュートは委員会に行ってるらしいぜ。」


「そうか。」



いつもなら他にも人がいたのかな…?

でも、いきなりそんな沢山の知らない人に囲まれるのは怖いから、逆に今日いなくてちょっとよかったかも。



「早く食ってAに校内案内しねぇとな!」



ホルマジオさんはニカッと笑い、私の肩に腕を回した。

男子とこんなに密着したのは初めてだったので顔が赤くなってしまう。



「あ、ありがとう…ございます!じゃあ、食べましょう…!」



気を紛らわす様に、そそくさとお弁当箱を広げ始めた。

ふと、向かいにいたイルーゾォさんに目を向けると、まだ、眉間にシワを寄せ、怒っているみたい…。



「お、Aの弁当美味そー、自分で作ってんの?」


「あ、はい。料理は良くするので…。」


「すげぇな、今度Aに飯作ってもらいてぇ!」



褒められて、口元が緩む。

ホルマジオさんは褒め上手で優しくて、ほとんど初対面な私なのに、こんなにたくさん良くしてくれて、素敵な人だな…。



「……チッ」

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ななちき - 続き書いてぇぇぇぇぇえ、とても面白いので更新待ってますよぉぉ!! (2022年8月15日 18時) (レス) @page8 id: 7300d8e425 (このIDを非表示/違反報告)
ぱらぴろぷー(プロフ) - 学園もので暗チ!なんて美味しいんだ!本当に最高です!(≧∇≦) (2019年3月4日 3時) (レス) id: c6b83e5f45 (このIDを非表示/違反報告)
やまねこ(プロフ) - レオさん» 閲覧ありがとうございます^^*本当は、短編集を考えていたのですが、気がついたら長くなっていました笑確かに、珍しいですよね!これからも楽しんで頂けたらと思います^^* (2019年1月10日 7時) (レス) id: 0506de94f9 (このIDを非表示/違反報告)
レオ - 暗殺チームの学園モノってめちゃくちゃ珍しいですよね! (2019年1月9日 16時) (レス) id: 142bd89f3a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:やまねこ | 作成日時:2019年1月6日 17時

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