22撃 ページ32
〜歌川SIDE〜
Aに指示を出した後、急いでハイド隊の部屋にいる昴流を訪れた
ファーラン「なに、お前」
その言葉を無視して、昴流の前に立った
昴流「遼、どうしたの?」
歌川「なぁ、昴流…前に俺にSEがあるって言ったよな」
昴流「うん、確かに言ったな」
Aを助けに行く準備中の時の話を思い出しながら、昴流に質問をぶつけた
歌川「…そのSEって、どんなのだ」
昴流「超直感」
歌川「……ほんとか」
昴流「遼は超直感だけ、としか俺には見えない」
歌川「なら、1つ聞きたいことがある」
1つ、ため息をついてゆっくり口を開いた
歌川「SEが二つ持てるってことはないのか?」
俺が顔を上げて、昴流の目を見ながら言うと昴流は大きな音を立てて立ち上がった
昴流「んだよ、それ…診えてねぇぞ、俺…ッ!遼、透、透のとこ行くぞ!!!」
俺は、昴流に腕をひかれながらハイド隊の部屋から出て行った
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奈良坂「…初めて観るケースだな」
昴流「マジ、意味わかんねー…頭痛い」
歌川「俺のほうが意味わかってねーんだぞ」
奈良坂「状況をもう一度振り返ろう…、歌川、お前は"人格を変える"ことができたんだな?」
そう、俺があの時Aに対しての行動はほぼ無意識に近いし、自分でも驚いていた
俺はあの時、もっと優しく接するはずがなぜかとても冷たく接していたのだ
歌川「はい」
短く返事をすると、昴流がタブレットを出して何かをにらんでいた
昴流「……カルテにも載ってないや」
昴流はめんどくさそうに端末を奈良坂さんに渡してベットに倒れこんだ
奈良坂「なら、人格を変えるSEを調べろ昴流」
昴流「ない、ボーダーにいないよ」
奈良坂さんが、少し目を見開いてから俺の目を見て話した
奈良坂「…カルテにも載ってない、ボーダーにもいない、歌川、お前…」
嫌な緊張感が走った、…あの感覚に似ている、例えば……傷口を抉られたときみたいな…
歌川「…………」
奈良坂「遠征中に何かされたのか?」
この言葉が、重くのしかかる感じがした
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由衣 - 面白かったです！ところで……………銀魂、よんでます…？ (2015年4月29日 11時) (
レス) id: 6834794311 (このIDを非表示/違反報告)
恭那 - 面白かったです。更新頑張ってください。 (2015年3月31日 15時) (レス) id: 3b8dc8fa9b (このIDを非表示/違反報告)
雪覇 - 更新ファイトです(^∇^)♪ (2015年3月7日 17時) (レス) id: 0eafc51a19 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 続きを楽しみにしてます。(/≧◇≦＼) (2015年3月1日 14時) (レス) id: 4598f1cbb7 (このIDを非表示/違反報告)
龍波(プロフ) - 胸から鎖って一瞬ブリーチかと思ったｗｗ (2015年3月1日 14時) (レス) id: 86283e9924 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロ | 作成日時：2015年2月10日 21時
