15撃 ページ25
夜兎SIDE
夜兎「…エネドラ、今からアフトクラトルに行ってくるヨ」
エネドラ「なんで、俺にそんなこと言うんだよ」
僕は隊室から出た後、開発室でトリガーを変え冬島隊の地下牢に来ていた
鉄格子越しで話しているのは、第2回大規模侵攻でボーダーに捕らえられたエネドラだ
エネドラ「しかも、俺はもうあっちでは死んだことになってんだろ?」
夜兎「多分ネ…、けど僕は君がここでおとなしくしている姿は好きじゃないヨ」
エネドラ「どういう意味だ、ヤト」
少し笑って、床に座り込んだ
夜兎「だから、嬉しそうに戦っている君の姿が好きだった…って言えばわかるかな?」
エネドラ「…ちょーし狂うな、やっぱ彼奴に似てる」
エネドラは立ち上がり、鉄格子越しで背中を合わせた
エネドラ「気づいてるかもしれねーが、ハイレインの角…あれに細工がしてある」
夜兎「そうだろうね、僕も薄々気づいてたよ…レインはあんな酷い子じゃないからネ」
トリガーを鉄格子のなかに入れ、僕は立ち上がった
エネドラ「何の真似だ」
夜兎「お前の力が必要になるんだ、手伝うかは君次第だヨ」
すると、エネドラは笑ってトリガーを握った
エネドラ「行ってやるよ」
夜兎「流石」
鉄格子の鍵を開けて、地下牢をエネドラと一緒に歩いた
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出水「夜兎さっ?!!!」
夜兎「驚きすぎだヨ、公平」
迅「確か…アフトクラトルの?」
エネドラ「エネドラだ」
時間は真夜中で、飛行場には僕と公平、悠一、エネドラが船の前で立っていた
夜兎「作戦を説明するヨ…」
睨み合っていた3人の視線が僕に向いたのを確認して話をつづけた
夜兎「今から、アフトクラトルに行くけど…戦うことになるかもしれない」
迅「アフトクラトルの戦士と?」
夜兎「そう、公平は一度戦ってるかもしれないけど…ハイレインとも戦うヨ」
出水「……了解です」
夜兎「そんな顔しないで…楽しく行こうヨ」
エネドラ「それは何年たっても変わんねーんだな、ヤト」
エネドラの肩を少し叩いて、遠征艇に乗り込んだ
夜兎「僕が指揮官をとる限り、仲間割れなんてさせないし犠牲者も出さない」
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由衣 - 面白かったです！ところで……………銀魂、よんでます…？ (2015年4月29日 11時) (
レス) id: 6834794311 (このIDを非表示/違反報告)
恭那 - 面白かったです。更新頑張ってください。 (2015年3月31日 15時) (レス) id: 3b8dc8fa9b (このIDを非表示/違反報告)
雪覇 - 更新ファイトです(^∇^)♪ (2015年3月7日 17時) (レス) id: 0eafc51a19 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 続きを楽しみにしてます。(/≧◇≦＼) (2015年3月1日 14時) (レス) id: 4598f1cbb7 (このIDを非表示/違反報告)
龍波(プロフ) - 胸から鎖って一瞬ブリーチかと思ったｗｗ (2015年3月1日 14時) (レス) id: 86283e9924 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロ | 作成日時：2015年2月10日 21時
