13撃 ページ23
「ここどこなんすか?」
目を開けば、見たこともないモノクロの空間が広がっていた
俺はそのちょうど真ん中に座り込んでいた
「あ、俺…刺されたんだっけ」
立ち上がって胸元を触ると、何かがぶら下がっていた
感触は固く、ジャラジャラ音を立てている
「鎖…」
そう、胸元から鎖が出ていたのだ。
抜こうとして鎖を引っ張ろうとすると激痛が走った
??「無理に抜こうとするな、A」
後ろから声が聞こえたので、振り向くとあの人が立っていた
「えっ…ぅ、嘘」
??「嘘じゃない、ほらおいで」
「蒼護さん!!!」
そう、俺の後ろに立っていたのは黒トリガーになった蒼護さんだった
見間違えるわけがない、見慣れた顔…聞きなれた声
間違いなく、"風間蒼護"が目の前に存在していた
蒼護「A、こっちにおいで」
「っ…蒼護さぁぁぁん!!」
俺は、泣きながら蒼護さんの胸に飛び込んだ
そして、涙を流し続けた
「蒼護さん、蒼護さん…」
蒼護「辛い思いをさせてすまなたったな、けどもう大丈夫だ」
蒼護さんは優しく俺の頭を撫で、抱きしめてくれた
そして、俺は蒼護さんの胸の中で目を瞑った
蒼護さんの胸の中はとても温かく、10年前の蒼護さんのぬくもりだった
あの時のように、冷たくないし、ちゃんと鼓動も動いている
「蒼護さん、大好きぃ…」
蒼護「俺もだよ、A」
昔に戻った気がしてとても嬉しい気持ちが脳内を埋め尽くした
蒼護「疲れただろ?」
「うん」
蒼護「なら、ねておけ…俺がまた起こしてやる」
その言葉を最後に、俺は睡魔に身を任せた
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由衣 - 面白かったです！ところで……………銀魂、よんでます…？ (2015年4月29日 11時) (
レス) id: 6834794311 (このIDを非表示/違反報告)
恭那 - 面白かったです。更新頑張ってください。 (2015年3月31日 15時) (レス) id: 3b8dc8fa9b (このIDを非表示/違反報告)
雪覇 - 更新ファイトです(^∇^)♪ (2015年3月7日 17時) (レス) id: 0eafc51a19 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 続きを楽しみにしてます。(/≧◇≦＼) (2015年3月1日 14時) (レス) id: 4598f1cbb7 (このIDを非表示/違反報告)
龍波(プロフ) - 胸から鎖って一瞬ブリーチかと思ったｗｗ (2015年3月1日 14時) (レス) id: 86283e9924 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クロ | 作成日時：2015年2月10日 21時
