あいどる高校の紅一点。

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あ「ただいまー」


なかなかブラックな気分で家に帰ると、玄関の段ボールはすっかり片付けられていた。


母「おかえりー」


ちょっと疲れた母の声。


母「どうだったー？」


……どうだったもなにも、この先が思いやられます、はい。


あ「……ふ、ふつー」


母「あとちょっとでご飯にするわね。それまで、自分の部屋の整理でもしといたら？」


あ「はーい……」


そうだ、私の部屋段ボールだらけだ


ガチャ……



二階の自分の新しい部屋。


机だけはもうきちんと置かれている。


そして、その上に、例の高校のパンフ。



読む気もなく、ゴミ箱に、捨てた。

ただ、入学式が明日なのだけわかった。


…………明日？！



あ「あした？！まだ３月なう！！！」


これはやばくない？！


慌てて階段をかけ下りる。


あ「お母さんっ！にゅ、入学式明日だって！」


母「知ってるわよー」


知ってたの？！


あ「早くない？！」


母「なんか、今年は新入生が少ないんだって。だから早めたらしいわ〜。」


……理由それなの？！


あ「せ、制服は？」


母「あら、言ってなかったかしら。ないわよ。」


ないのーーー？！



☆☆☆☆

作者です！ジャニーズさまたちの登場が遅くてすいません(泣)
もう少しです！お付き合いください……

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