愛されすぎててごめんなさい (ページ4)

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本格的なジュニアアシスタント1日目。

振「じゃー次！HiHi Jets入って〜」

HiHi Jets、美少年、少年忍者が交代で踊る練習室はクーラーが聞いてるとはいえ熱くて、

瑞「羽月さん水お願いします。」

「あ、はい！」

これじゃあ部活のマネージャーじゃん。

「あの、長谷川さん。提案があるんですけど。」

長「ん？」

私が提案したのはJO1も良くやっていた本当に基本的なこと。

まず、1グループずつで練習室を分けること。

交代とかしてる時間がまずもったいなさすぎるでしょ？
暑いしね笑

そして、クーラーの気温は暑い人に合わせること。

きっとスタッフさんのことを気使って高めに設定してあるんだけろうけど、、

やっぱりこっちは裏方。真夏にクーラー28℃で踊ることがどれだけきついか分かってないでしょ！？

どれもこれも当たり前なことなんだけどな〜

最後に、、

「私にこの子達の練習日程を組ませてください。」

それからの私はとにかく忙しくて、

最後の仕上げを見たあとに事務所に残って各グループの足りない部分を見つけたり、

ラポネでもご飯食べながらドラマなどのスケジュールと調整したり、

自分で言い出したんだけど、3グループ同時は流石にきつくて、最初の1ヶ月どころか、夏はあっという間に過ぎていった。

涼「おはよーございます。あれ、ゆらちゃん今日はおめかししてるんだ。」

「おはようはしもっちゃん〜そうなの、今日は大事な予定があるんだよね笑」

ふーん。大事な予定ねぇーって口をとんがらせてるはしもっちゃん。

同い年なのもあって直ぐに声をかけてきてくれた優しい子。

誰にでも愛嬌全開で行っちゃうところがジョンウや景瑚に似ててつい私も普段通りで接しちゃうんだよね。

作「おはよーってあれ、何？いい感じになってるの？2人」

涼「え、はっ、そんなこと、、」

「ないない、笑」

龍「えーゆらさん好きな人とかいないの？」

「いないよー笑今はそんな時間ないし笑」

ちょっとだけ、脳裏を過ぎった「大事な予定」の彼に気づかないふりをして誤魔化した。

猪「その顔、、いるな」

「え？？」

涼「えーいるの？笑俺ら知ってる人？？」

「いないよ！笑笑」

ねーうそだ！！絶対いる！！とかギャーギャー騒いでるHi美を横目に私は作業に戻った。

はしもっちゃんが寂しそうにこっちを見つめているなんて知らずに。