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「はぁ…………」
理人くんの誕生日からはやいことでもう1ヶ月。
家まで送ってもらってから今の今まで全く連絡がない。年末に向けてJO1もジャニーズもかなり立て込んでて事務所ですれ違うことすらなかった。
涼「ゆらちゃーん、おーい！ゆらちゃんー！」
「え、あっごめんねぼーっとしてた」
龍「最近ゆらちゃん変だよ？？どうしたの？」
猪「へへっ俺には分かる！ずばり！ゆらちゃんは恋の悩みだろ！」
うんそうなんだよね〜って、
「…………え！？！？」
猪「ほーら！ビンゴ〜」
それでそれで？どうしたの？みたいにHiHiが集まってくるから(龍我くんもいるけど)思わず話しちゃった。
「私事務所の担当グループの後輩に好きな人がいるんだけど、
ずっと想い伝えてくれてたのにファンの方のこととか思うと怖くて、、
今1ヶ月も連絡とれてないの。
それに昔の恋愛正直引きずってて、、、
あ、未練はないんだけど、、初恋の思い出？みたいなの。」
瑞「えーー昔の人は昔の人。今ゆらちゃんが好きな人は好きな人でしょ？全く別物だよ。」
「うん……そうだよね、、」
涼「何でゆらちゃんアイツなんかが良いの？俺のほうがかっこよくない？」
「え？」
作「ちょっとはしもっちゃん！」
涼「だってそうだろ？俺だったら1ヶ月も連絡止めるとか絶対しないしゆらちゃんのこと一途に思えるし。
ゆらちゃん俺にしなよ。」
はしもっちゃんの目は真剣で、きっと私のことを本当に好きでいてくれてるのは伝わった。
けど、
「ごめんね。そんなこと言わせちゃって。でも私は理人くん以外を愛せる自信ないの。
それくらい特別になっちゃったの、、、」
あーあ、自分で言葉にしてようやく自覚するとか情けないな。
「あ…ごめん、、JO1の現場行かなきゃだ、、」
涼くんは俯いたまま、私は逃げるように出ていった。
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作者名：らー | 作成日時：2023年7月5日 3時
