第１９話 ページ19
病室に戻り、早速、日記を書きだした。
意識が戻った日からの事を思い出しながら書き始めた。
安井さん達の事や、京本さん達の事、病室に来てくれるJr.の皆さんの事も書いた。
書き始めたら止まらなくなり一気に１０ページも書いてしまった。
A「ふぅー。」
ノートを閉じ、シャーペンを置いて力が抜けた。
しばらく天井を見ていると
コンコン
A「はい。」
慧悟「久しぶり。」
怜央「来たよ〜。」
A「久しぶりだね。」
謙太郎「年始から舞台があってさ。」
佑馬「Aは？元気だった？」
A「うん。まだ記憶は戻らないけどね。」
顕嵐「そっか。でも顔色が良いから安心したよ。」
翔希「実は今日ね、別のグループも来てるんだ。」
A「別のグループ？」
謙太郎「そう。入れてもいい？」
A「うん。」
佑馬「入っていいよ。」
ガラッ
ドアが開き入ってきたのは６人の男の人たち。
皆、背が高くてスタイルが良い。
照「初めまして・・・ではないな。」
A「ということは記憶が無くなる前に会ったことあるんですね。」
翔太「会ったこともあるし、何回もご飯や買い物にも行ったことあるよ。」
A「そうなんですか。覚えてなくてすみません。」
亮平「とりあえず自己紹介だけする？」
照「そうだな。俺は岩本照。」
辰哉「俺は深澤辰哉。よろしくね？」
翔太「渡辺翔太。」
大介「俺は佐久間大介。アニメが大好きなんだ。」
A「私もアニメ好きです。」
大介「そうなんだ。またアニメについて話そうね。」
涼太「宮館涼太。よろしく。」
亮平「最後は俺か。俺は阿部亮平。
実は天気予報士の資格持ってるから天気については俺に聞いてね。」
A「顕嵐さんと親戚か何かなんですか？」
顕嵐「よく言われるけど違う。」
亮平「偶然、同じってだけだよ。」
A「そうなんですね。」
それからは安井さん達、岩本さん達と話していた。
レッスン場での出来事、この春に今まで頑張ってきたグループがCDデビューすること。
話しているうちに夜ご飯の時間になり看護婦さんが持ってきてくれた。
看護婦「今日も賑やかですね。」
A「煩かったですか？」
看護婦「大丈夫ですよ。今日からご飯の固さが変わりましたからね。
ゆっくり食べて下さいね。あとおかずも変わってますので。」
A「分かりました。」
看護婦さんが出て行くと皆さん、病院食に興味を持ち始めた。
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作者名：LDH@EXILE TRIBE | 作成日時：2017年11月22日 13時
