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紫「よしみん(ｶﾞﾀｯ」
ﾊﾞﾀﾝｯﾎﾞﾝｯ
紫「みんな大丈夫か！？」
廉「紫耀伏せろ！」
ﾋｭｰ
「空襲だー！にげろー！」
京「空襲！？」
宮「おいそこの若人！
何をしている
こっちにこい！
早く逃げるんだ！」
男が話しかけてきた
ラ「み、みなさん早く行きましょう！」
全員は男についていった
……
男が連れてきた場所は
戦争中とは思えぬほど
物静かな防空壕だった
宮「君たちはどこかの
貴族なのか？」
岸「いや、俺たちは
令和元年からやって来た者です」
七「令和……どういうことだ？」
照「令和は昭和のあとの平成を通った
新しい時代です」
川「昭和から二世代を越えた未来から
やって来たってことなのか？」
廉「そうなりますね」
紫「俺達もまだ頭がついていってないんです
いきなりこんなとこにいて…」
本来ならきっと信じてもらえない
ような話だが
服装や身に付けているものの違いで
信じてもらえたようだ
中「平成や令和にはこんな悲劇
起こらなかったか？」
玄「戦争が世界からなくなったわけじゃありませんが
日本では戦争はありませんよ」
吉「本当か！？ならずっと平和なのか」
海「いや……」
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作者名：からフェに | 作成日時：2019年7月12日 21時
