ジャニストとの奇跡

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私は前にも言った通りコーラス部に所属している。パートが３つあって、ソプラノ・メゾ・アルトがあり、私はソプラノパートを担当している。ソプラノパートは主に高音パートなので、喉か痛くなる時や、高すぎて声がでない時がある。と言うしんどいところが短所だが、長所は大体がメロディーを歌えること。



私達はコンクール入賞のため日々練習している。



が、それ以前にある問題を抱えていた。




それは、同級生とのトラブル。




先輩方は凄く優しく指導してくれる憧れれる先輩ばかり。




それとちがって、同級生の人からは風雅君とのこともたぶんあり、陰口を言われてる。



今日もまた始まった。


先輩は今日修学旅行でいなくて、顧問の先生は生徒と教育相談でいなくて、味方は今だれもいない。


松井
「マジ星宮ムカつくわぁ！顔面ブスなくせに調子乗りやがって」


江藤
「マジそれな！はよ、死んでくれたらエエのに。そしたら、風雅君やってまたみんなと平等に接してくれるはずやのに…………」


これには腹立った。風雅君はみんなと平等に接してる。なのに…………


そして思わず


『風雅君みんなと平等に接してくれるよ？』


松井
「何言ってんの？自分が仲良いからって風雅君の味方して！ほんまムカつくわ！」


『だってほんまやもん。

ってか、手紙ってあんたらがしたん？』


松井＆江藤
「「…………」」


江藤
「てか、ほんまブスやのに生意気な口利きやがってマジなんなん？」



ついに堪忍袋の緒が切れた。





『マジ私にブスブス言ってるけど自分等なんなん？鏡で自分の顔面みたことあるん？』


ついに言ってしまった。



松井
「マジで言ってる？私絶対お前より可愛いわ！」


江藤
「自分嫌われてんの分からんの？」


そして、私は限界に達しお腹がいたいと嘘をつき、トイレにて１人泣いていた。


『うっ…………ひっくっ………………………………』




ずっとずっと泣いていた。




やがて涙が止まる頃、誰かがトイレに入ってきた。だから急いで、声を殺した。





入ってきた人がトイレから出ていってから少したって私も出た。




すると私の嫌いな女たちがいたのがわかった。

きっと、さっき入ってきたのはコーラス部の誰かであってチクったのかもしくは奴らのうちどちらか聞いてたのかもと思った。



急いで部室に帰って練習した。するとあの女らが、内緒話をしていてそこには確かに



「星宮トイレにて泣いていたwww」




と聞こえた。

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神山 智洋

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