【鬼滅の刃】少女の素顔 壱

七 ページ9

炭治郎side
？「御館様のお成りです」

お「よく来たね。私の可愛い剣士(こども)たち」

炭「！？」

お「お早う皆。今日はとてもいい天気だね。空は青いのかな？顔ぶれが変わらずに半年に1度の゛柱合会議゛を迎えられたこと嬉しく思うよ」

傷…？

いや病気か？

この人がお館様？

ドゴッ！

俺は傷だらけの人に押さえられた。

速い!!!

全く反応出来なかった

この…！！

炭「!!!」

ザッ

柱と呼ばれる人達は全員お館様に膝まづいていた。

不「お館様におかれましても御創建で何よりです。益々の御多幸を切にお祈り申し上げます」

お「ありがとう実弥」

甘(私が言いたかった。お館様にご挨拶…)

不「畏れながら柱合会議の前にこの竈門炭治郎なる鬼を連れた隊士についてご説明いただきたく存じますがよろしいでしょうか」

知性も理性も全く無さそうだったのにすごいきちんと喋りだしたぞ…

お「そうだね、驚かしてしまってすまなかった。炭治郎と禰豆子のことは私が容認していた。そして皆にも認めて欲しいと思っている」

柱「!!!」

柱の人達はどう感じるだろうか…

悲「鳴呼…たとえお館様の願いであっても私は承知しかねる…」

宇「俺も派手に反対する。鬼を連れた鬼殺隊員など認められない」

甘「私は全てお館様ののぞむまま従います♡」

時「僕はどちらでも…すぐに忘れるので…」

小「信用しない信用しないそもそも鬼は大嫌いだ」

煉「心より尊敬するお館様であるが理解できないお考えだ!!!全力で反対する!!!」

不「鬼を滅殺してこその鬼殺隊。竈門･冨岡両名の処罰を
願います」

残りの3人…

月柱･蟲柱･そして冨岡さんの方を見たが3人は何も言わなかった。

お「では手紙を」

女「はい。こちらの手紙は元柱である鱗滝左近次様から
頂いたものです。一部抜粋して読み上げます。゛_________炭治郎が鬼の妹と共にあることをどうか御許しください。禰豆子は強靱な精神力で人としての理性を保っています。飢餓状態であっても人を喰わずそのまま二年以上の歳月が経過いたしました。俄には信じ難い状況ですが紛れもない事実です。もしも禰豆子が人に襲いかかった場合は竈門炭治郎及び___…"」

女「゛鱗滝左近次冨岡義勇が腹を切ってお詫び致します゛」

俺たちのために命がかかっているなんて…

涙が溢れ出した

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