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シ「もう友達じゃねえんだな」
城「我々に“友”というプログラムは組み込まれていない」
シ「全然痛くねえから本気じゃねえのかと思ったぞ」
城「魔王より受け継ぎしその力、見せてもらおうか」
シ「じっちゃんが言ってたんだ
『おまえの為に涙を流せる友達がいたら
一生大切にしなさい。そして…』
その涙の為に戦え!!!!」
ﾄﾞｷﾝ
シキの言葉に胸が熱くなった
城「滅びよ人間ンンン!!」
シ「オレは……シキだ!!!!」
城主様を殴ったシキ。そして私をそっと地面に降ろし城主様の方へと向かった
私はすぐさまレベッカ達の方に行った
貴「レベッカ!!ハッピー!!」
レ「A!!ねえ、シキのあの力…」
貴「私と同じ“エーテルギア”」
レ「!?エーテルギアって…Aの…」
ハ「あい、体内のエーテルの流れを機械ように組み替えて力にする
暗黒時代の力!!!!!!!!!!」
そしてシキはクルクルと回転しながら城主様へと拳を下ろした
シ「魔機流 重拳!!!!!!!!!!」
シキの力で地面が崩れた
貴「わっ!!」
レ「地面がーーーっ！」
ハ「なんて力だーーーっ！」
体が底へと落ちていくのをシキがレベッカの手を取り私をもう片方の手で抱きしめ、私達を浮かせた
レ「浮いてる!?」
ハ「重力のエーテルギア！」
シ「じいちゃんから受け継いだ力だ」
そしてロボット達が下で私達にワーワー言っていた
シ「お前等の船はどっちだ」
貴「北北西！」
シ「A、俺の背中の方に来てくれ」
貴「？うん」
私はシキの背中にくっつく(おんぶみたいな感じ)
シ「よし、じゃあ重力を北北西へ…」
レ「え…何…コレ…」
そして横に流れて行った私達
あっという間に船についた
シ「よし!!行け!!」
貴「シキは!?」
シ「オレは残る」
私はマイケル達の方を見て、シキの手を取った
貴「シキ、行こう!!友達でしょ!!」
私達は船に乗った
そしてグランベルを飛んで行った
レ「あんた外の世界に行きたいって言ってたでしょ」
シ「おう…言ってたけど…」
レ「今がその時よ！」
シ「他の国に…」
貴「あ、国じゃないの。外を見て」
シキは外を見る
貴「ここは桜宇宙(サクラコスモス)
これは宇宙を翔ける船」
シキは驚いていた
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作者名：かっちゃん | 作成日時：2020年2月27日 19時
