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ニ「プーン」
レ「きた！ここのキュアベリーチキン凄くおいしいの♡」
シキは目を見開きニコラを見ている
シ「何だアレ…」
貴「ニコラだよ。この辺じゃよく見る種族なの」
そしてレベッカの隣でガタガタ震えるハッピー
レ「まだ慣れないの？ハッピー」
ハ「オイラ…どうしても“犬”は苦手で…」
シ「犬!!!?」
ニ「ププーン」
シ「すげえな宇宙…」
レ「ホラ！シキも食べて！」
シキはキュアベリーチキンを食べだした
シ「なんかギルドって思ってたのと違うな。ギルドってさもっとみんな仲間でみんな家族！みてーの想像してたんだよな」
レ「昔…そんなマンガあったわね」
ハ「あい」
貴「クラリスはいい子だよ。でも正直言うと私もレベッカも他の人達の事はよく知らないの」
レ「ギルドっていってもみんな仕事欲しくて集まってるだけだから」
シ「へえー」
レ「だからね！ギルドは冒険の窓口!!
そう割り切ってあたし達の冒険をするの」
シ「オレたちの冒険かぁ」
レベッカのスマホがピピッとなった
レ「お！タイミングばっちし！
オンラインで登録しといたんだぁ
あんたの冒険者カード」
シ「おお！！」
レベッカはスマホを持ちﾋﾞｰｰｰ…とカードを作る
シ「すげえ！！カードが生まれた！！」
貴「エーテル技術の一つだよ。シキ下の名前分かんないって言ってたから…出身星の名前にしといたよ。シキ・グランベルね」
シ「シキ・グランベル!!オレの名前!!
オレの冒険者カード!!!!
クラス“E”って何だ？」
レ「あんたの冒険者ランクよ。一番下って事。実はあたし達もＥランク」
ハ「最近まで引きこもってゲームばかりしてたからね」
シ「Aは？」
貴「私もＥランクだよ」
そう言うとシキは驚き、バッと私の方を向き
顔を近づけ、距離が近くなった
シ「何でだ!?すげえ強いじゃねーか！」
貴「レベッカたちと同じで引きこもって色々としてたからね」
シ「…そうなのか」
そして距離が普通になった
貴「…強いのは昔、…ある事をされてから柔道を始めたの」
この言葉を聞くとレベッカ達も少し顔を伏せた
レベッカ達にはこの話をしているからだ
シ「…ある事？」
貴「…私が小さい時、母達は私の憧れでもあったの」
それが間違いだった
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作者名：かっちゃん | 作成日時：2020年2月27日 19時
