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シ「おまえたちの来た国って…」
レ「惑星ブルーガーデン」
シ「は？何コレ…」
貴「宇宙っていう概念は知ってる？」
シ「それくれー知ってるぞ、アレだろ？ホラ…いっぱい星が浮いてて…
宇宙かここ!!!!?」
そして私達船の上を速い光が通る
シ「あの光…」
レ「近く通るわよ
あれはね…宇宙にいる
ドラゴン」
シ「すげえ……!!!!」
シキに微笑む私とレベッカ
そしてグランベル王国では
No side
『城主様…あの娘達は』
城『分かっておる。別の星から来た人間じゃ。時は来た。我々の時間が終わる前に
シキを………宇宙へ……』
城「うまくいってよカっタ…こんな星に…人間がいては…いかん」
ミ「私達が動かなくなった後……」
ア「一人ぼっちになっちゃうもの」
ジ「こうでもしねえと出ていかねーしな」
「全員直すんだーってね」
城「皆……よい“演技”であった」
ﾋﾞｰｰｰｰｰｰ…
魔『我々、機械の命はあと数年で尽きる
これはもう避けられぬ運命
頼む…皆の者…その前にシキを……
あの子は宇宙を変える者じゃ』
機械達は次々と倒れていく
マ(〘魔王様、約束はハタシました…〙)
魔『誰にでもあるものじゃよ。心は…』
マ(〘こんなに悲しい気持ちになるなら…
こんなに淋しい気持ちになるなら…
あんなに優しい人にAに会えて思い出して悲しくなるなら…
心なんていらなかったのに………〙)
マイケルは一筋の涙を落とした
それと同時にﾋﾞｰｰｰｰｰｰと音がし
ロボットは倒れていく
そして最後、シーンとした街の中
ﾋﾞｰｰｰｰｰｰという音しか聞こえなくなった
【惑星グランベルの全ての機械の機能が
停止しました】
貴方side
惑星グランベルを見るとシキは涙を流す
シ「みんな友達だった…最後はおかしくなっちまったけどみんな友達だった
ありがとな!!!!
みんながいたから淋しくなかった!!!!」
シ「決めたぞ。オレは宇宙で
友達100人作る!!!!」
レ「が、頑張ってね」
貴「シキ、傷治すからそこの椅子座って」
シ「おう！！」
この日の第一歩が
後に大宇宙に名を残す男
シキ・グランベルの旅立ちの時であった
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作者名：かっちゃん | 作成日時：2020年2月27日 19時
