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雄也「はい、すみません、はい、ありがとうございます。はい、はい、すみませんでした。失礼します。」
涼介が眠って1週間。
未だに目を覚ます傾向はない。
宏太「お前も少しは休めよ...」
雄也「あぁ、....」
慧「あれ、雄也いたんだ。」
雄也「....あのさ、慧。もし仮に、涼介がいなくなったらどうする?」
慧「は?」
何故こんな言葉が、出たのだろう。
慧「なに、それ...雄也は、涼介が、どうなると思ってんの?必死に戦ってんだよ!?歯を食いしばって!文句言わずに治療に専念してるんだよ!大好きなはずのサッカーもできないで!友達とも離れて!挙句の果て危ないとか、余命宣告されかけて!それでも!眠ってでも涼介は今を生きてる。...生きてるんだよ...?」
雄也「そうだな、...」
慧「やめてよ、...涼介は、絶対に生きるから...」
そうだ。
涼介は生きる。
大丈夫だ。
1番辛いのは涼介。
だから、涼介を支えるのは俺らの役目。
遮断された光が差し込んだ気分だった。
雄也「涼介〜イチゴ買ってきたよ?」
慧「涼介〜エ〇本...」←
雄也「やめろぉ!涼介が喜ぶわけないだろ!!!汚すなぁァ!」←
涼介「ん、....」
雄也「涼介!?」
慧「エ〇本効果!?」←
なわけあるか。
だが、目を覚ました直後。
涼介「....ゲホッゔゔ..」
涼介のしていた酸素マスクが、赤く染まった。
それと同時に俺は思考が停止した。
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作者名:い・ろ・は・す x他1人 | 作成日時:2019年2月27日 23時