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92話 ページ44
ちらりと、彼等を見た。
円堂「お前達にとってのサッカーって、何なんだ？」
…なんか聞こえてきた。
神童「俺を導いてくれた…
光です！」
剣城「俺が俺である証！」
信助「温かい気持ちにしてくれる…
お日様みたいな存在です！」
黄名子「ウチにとっては…
大きな希望やんね！」
希望…
希望って、なに…？
円堂「天馬はどうなんだ？」
天馬「サッカーはいつも一緒にいてくれる…
友達です！」
ドクン…
友達…？
それ以上は怖くて、なにも聞こえてこなかった。
友達…
その言葉に胸がどきどきしてる。
まもなく、後半戦の開始。
実況「さあ、世界をかけた一戦！後半戦このまま、ザ・ラグーンが逃げ切るのか⁉それとも
クロノストームが、巻き返してくるのでしょうか⁉」
あの日、初めて破壊活動を行ったときと同じ感覚。
胸が…
頭がモヤモヤしてきた。
でも、負けるわけにはいかない…
そう思っているのに、勝つのは彼等の気がしてきた。
天馬「俺たちのサッカーを見せる！」
SARU「ふ、期待していいのかな？もう少し、手ごたえある戦いを…！」
SARU…
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作者名：レイ | 作成日時：2018年2月15日 21時
