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50話 ページ2
私…
残っていいのかな？
天馬「待って！」
天馬君とお話ししたいし…
フェイ「悪いね、もう行くよ。」
天馬「フェイ！」
シュン)
行っちゃった…
天馬「…」
絶望した顔してる…
まあ、当然か…
A「…貴方はフェイを信じたいの？」
天馬「え？」
A「でも、フェイはもう二度と貴方の所には戻らない。記憶を取り戻した彼は永遠に闇の中に歩いている。」
SARUも…
私も…
天馬「君は…
どうしていつも俺に助言してくれるの？」
A「…勘違いしないで。私は助言してるのではなく、忠告してるの。」
天馬「…」
貴方を巻き込みたくない…
すでになってるかもしれないけど…
これ以上は巻き込みたくない…
A「もうフェイの事は忘れることね。」
天馬「それはできない！俺はフェイが帰ってくることを信じてる！」
…！
天馬「君達がどんな思いしたかは俺にはわかんないけど…
でも、俺はフェイはきっと帰るって信じてる！」
……っ…
A「…わかん、ないの？」
天馬「え？」
A「…わかんないの⁉貴方がどれだけ信じようが、待っていようが、同情しようが、私達はもう後戻りできないんだよ⁉甘いこと言わないでよ！」
辛くても、苦しくても、支えてくれるのは自分自身なんだから！
A「もう知らない！」
私はワープに入った。
最後にこう言い残した。
A「最低…」
シュン)
本当に、最低…
私の気持ちを無駄にするなんて…
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作者名：レイ | 作成日時：2018年2月15日 21時
