スタンド学園【ジョジョ】【⠀学パロ】

【1】 彼はやって来る ページ3

ジョルノ・ジョバァーナsida




始業式の日だった





中高一貫とはいえ中学生から高校生になるんだ

少し緊張していた






そこには僕の親戚がいる

血の繋がった……ね


それに




親戚やブチャラティ達は凄い、だからこそプレッシャーがかかるものだ




周りでは話し掛けられたりもした

知らない人達に キャーキャー言われて少し緊張していた





認められる事は悪い事では無い。だが時としてプレッシャーに変わり、僕の負担になってしまう






そんなことを考えていたら少し気分が優れなくなってきた








不甲斐ない、






プレッシャーや緊張で

気分が優れないなんて、

もう高校生なんだ、もっとしっかりしていたい




そう思っても気分はどんどん悪くなり、すごく苦しかった




やっとの事で保健室に着いた



ガラガラと開けたら1番隅にあるベットだけがカーテンで区切ってあった




ジョルノ「(……ん？誰かいるのか)」



少し隙間があり好奇心で覗いてしまった



その瞬間僕は 感動、というか雷が落ちたように彼女に驚いたし、同時に惹かれていった










普通の人とは違う、それも顔から違った



僕たちは比較的に顔が濃ゆく、はっきりしてると思う



存在感が大きい、とでも言っておきましょう





だが彼女は




いつの間にか消えそう、だとか




一見どこにでも居そうな見た目だがじっくり見ると



儚い、だろうか




その横顔は



シャボン玉みたいに綺麗で小さくてどこか惹かれていつの間にか呑み込まれそうな、そんな感覚。



そんな感覚に呑み込まれて



彼女に滅入る様にじっくり見てしまった




その横顔、綺麗な横顔




目は少し切れ目な目




ぷっくらしたその唇




全てに惹かれた





まるで幽霊かと思うほど肌が白く透き通ってるような人だ







太陽の光が控えめに当たっていて



保健室の少し薄暗い光も



彼女自身の白い肌も


その横顔に全部ピッタリだった



その角度、

少し伏せた目の角度


下向きにある目の黒い焦点も



少し開いてる口も


何もかも合っていて、彼女に惹かれるしかなかった




その視線に気づいた彼女がこっちを向いて




視線が パチリ と交った





彼女の正面の顔





その横顔よりも何倍も惹かれる顔だった、





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