趣味は盗撮です。【暗殺教室】２ (ページ9)

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皆で集まり作戦を練る。
蚊取り線香の匂い結構好きなんだよな。

｢まず問題は、殺せんせーが本当に泳げないのか｣

｢湿気が多いとふやけるのは前に見たよね｣

｢さっきも…倉橋が水をかけたとこだけふやけてた｣

｢もし仮に全身が水でふやけたら…死ぬまではいかなくとも極端に動きが悪くなる可能性はかなり高い｣

これらの仮定をもとに、
めぐっちが考える作戦を上げる。

｢この夏の間、どこかのタイミングで殺せんせーを水中に引き込む。

それ自体は殺す行為じゃないから…ナイフや銃よりは先生の反応も遅れるはず｣

｢そしてふやけて動きが悪くなった所を…水中で待ち構えてた生徒がグサリ！｣

しっかりと考えられた作戦に、
凄いなと感動する。

｢水中にいるのが私だったらいつでも任せて。

バレッタに仕込んだ対先生用ナイスでいつでも殺れる準備はしてる｣

｢おお〜！昨年度水泳部クロール学年代表片岡メグ選手の出番ってわけだ｣

夏は長いしじっくり狙っていこうとなった。
流石はめぐっち、イケメンだ。

だからイケメグって呼ばれるんだろうけど。

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次の日。
目の前に広がるプールは姿を変えていた。

｢メチャクチャじゃねーか…｣

｢ビッチ先生がセクシー水着を披露する機会を逃した!!｣

｢ゴミまで捨ててひどい…誰がこんな事…｣

なんとなく犯人に目星がついた頃、
遮るように殺せんせーが入る。

そして一瞬にして元通りにした。
犯人探しは良くないな、うん。