38枚目 ページ39
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「おーい糸成。入っておいで」
『(……？)』
反射的に咄嗟に席から離れると、
壁が壊される。
そしてそこから転校生と思われる人が出てきて
私の席に座る。
『(…一歩遅かったら壁の破片当たってたぞ)』
席は先生に後で貸して貰えばいいや。
左右2人から離れるのはちょっと寂しいが。
「俺は勝った。この教室の壁より強いことが証明された」
「「ドアから入れよ!!」」
殺せんせーもリアクションが困るほど…
ってなんだあの顔。
「ねぇ、糸成君。ちょっと気になったんだけど、今外から手ぶらで入ってきたよね。
外、土砂降りの雨なのになんで糸成くん一滴たりとも濡れてないの？」
すると周りを見渡した後立ち上がって
悪魔君の横に立った。
なんだなんだ。
「お前はたぶんこのクラスで一番強い。けど、安心しろ。
俺より弱いから、俺はお前を殺さない」
『(おぉ、頭なでなで…パーソナルスペースの詰め方よ)』
と思っていると糸成君ことパイセンは
殺せんせーまで歩いていく。
「俺が殺したいと思うのは、俺より強いかもしれないやつだけ。この教室では殺せんせー、アンタだけだ」
「強い弱いとは喧嘩のことですか？糸成君。
力比べでは先生と同じ次元には立てませんよ」
「立てるさ。だって俺たち、血を分けた兄弟なんだから」
｢「き、き、き、き、兄弟ー!!!?」｣
おぉ、またもやハモった。
ちなみに何を持っているのかと
目を細めるとようかんだった。
その後用件だけ言うと今度は扉から出ていった。
なんなんだよ。
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革ベルト
ラッキーカラー
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kakarika(プロフ) - 何回でも見返せる、この小説面白い本当に (12月8日 10時) (
レス) @page44 id: 833a0352da (このIDを非表示/違反報告)
kakarika(プロフ) - 自由人さん» うおぉ・・・凄い楽しみです！！ (11月18日 11時) (レス) @page36 id: 833a0352da (このIDを非表示/違反報告)
自由人(プロフ) - kakarikaさん» コメントありがとうございます！伏線……少し頑張ってみようかなと思います！ (11月18日 10時) (レス) id: b34eb76dce (このIDを非表示/違反報告)
kakarika(プロフ) - 26枚目のとこで業が思春期してたの好きすぎる、これがなんかの伏線だといいな。 (11月16日 7時) (レス) @page27 id: 833a0352da (このIDを非表示/違反報告)
自由人(プロフ) - 蘆花さん» クールとは違った感じを目指しているのでとても嬉しいです!!ありがとうございます!!! (11月9日 21時) (レス) id: b34eb76dce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：自由人 | 作成日時：2023年11月3日 12時
