37枚目 二人目の転校生 ページ38
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登校する途中で会っためぐちゃんによると
今日はまたまた転校生が来るらしい。
気になりはするがスマホを返してもらうために、
少し早めに登校すると、昨日の二人が机で話していた。
「あ、おはよう。Aさん」
『おはよう子犬君。昨日は楽しかった？』
「うん。でも、マッハ20はもういいかな…」
もう触れないことにしようと思い、
席に着く。
タイミングがいいのか悪いのか先生が入ってきた。
が、その先生の頭を見て思わず吹き出す。
「はい、皆さん。ホームルームを始めます」
「殺せんせー、33％ほど巨大化した頭部についてご説明を」
「水分を吸ってふやけました。湿度が高いので」
そう言いながら絞ると
次々に水が出てくる。
33％…具体的な数字出されるとより笑えてくる。
「さて、烏間先生から転校生が来ると聞いていますね」
「うん、まぁぶっちゃけ殺し屋だろうね」
「律さんの時は甘く見て痛い目を見ましたからね。先生も今回は油断しませんよ」
先生の言葉に律が笑って返す。
りっちゃんの時みたいに仲良くなれることを願う。
「いずれにせよ、みなさんに仲間が増えるのは嬉しいことです」
「律、何か聞いてないの？同じ転校生暗殺者として」
「はい、少しだけ。初期命令では私と彼の同時投入の予定でした」
りっちゃんが遠距離射撃。
今回の転校生が近距離攻撃。
連携して殺せんせーを追い詰める。
しかし、それは二つの理由によりキャンセル。
一つ目は彼の調整に予定より時間がかかったから。
二つ目は律の性能では彼のサポートに力不足だから。
要は、律は彼よりも圧倒的に劣っていたから。
みんなが心構えていると、
扉が開く。
そして突然鳩を出した。
「ごめん、ごめん。驚かせたね。
転校生は私じゃないよ。私は保護者」
白いからシロさん。
自分で言ってたしいいのだろう。
手品は凄いけど、ビビるて。
ちなみに殺せんせーは
液体になるほどビビったらしい。
「は、初めましてシロさん。それで、肝心の転校生は？」
「初めまして殺せんせー。ちょっと性格とかが色々と特殊な子でねぇ。私が直に紹介させて貰おうと思いまして」
「……」
「何か？」
「いや、みんないい子そうですな。これならあの子も馴染みやすそうだ」
まるで品定めするような目付き。
どっかの生徒会長みたいだな。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーカラー
あずきいろ
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kakarika(プロフ) - 何回でも見返せる、この小説面白い本当に (12月8日 10時) (
レス) @page44 id: 833a0352da (このIDを非表示/違反報告)
kakarika(プロフ) - 自由人さん» うおぉ・・・凄い楽しみです！！ (11月18日 11時) (レス) @page36 id: 833a0352da (このIDを非表示/違反報告)
自由人(プロフ) - kakarikaさん» コメントありがとうございます！伏線……少し頑張ってみようかなと思います！ (11月18日 10時) (レス) id: b34eb76dce (このIDを非表示/違反報告)
kakarika(プロフ) - 26枚目のとこで業が思春期してたの好きすぎる、これがなんかの伏線だといいな。 (11月16日 7時) (レス) @page27 id: 833a0352da (このIDを非表示/違反報告)
自由人(プロフ) - 蘆花さん» クールとは違った感じを目指しているのでとても嬉しいです!!ありがとうございます!!! (11月9日 21時) (レス) id: b34eb76dce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：自由人 | 作成日時：2023年11月3日 12時
