12枚目 ページ13
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またもや今日もテスト勉強。
が、先生は昨日よりさらに気合いが入っている。
残像が少し雑になってる。
それだけ必死なのだろう。
「さすがに相当疲れたみたいだな」
「今ならやれるかな」
さすがの先生も休み時間には
疲れはてていた。
「なんでここまで一生懸命先生をすんのかね」
「ニュルフフフフ…全ては君たちのテストの点を上げるためです。そうすれば!!」
先生の妄想は、どうやら点数を上げることでみんなが先生を尊敬し、評判を聞いた巨乳大学生が言い寄ってくる。
んでもって殺意が無くなり暗殺されなくなるとのこと。
「……いや、勉強の方はそれなりでいいよな」
「うん、なんたって暗殺すれば賞金100億だし」
「100億あれば成績悪くてもその後の人生バラ色だしね」
「にゅや!?そういう考えをしますか!?」
それはそうだなと納得せざるえない。
100億なんて一生かけても使えるか分からないくらいだし。
「俺達エンドのE組だぜ？殺せんせー」
「テストなんかより暗殺の方が余程身近なチャンスなんだよ」
「なるほど、よく分かりました……」
諦めたような声が上がると、
先程とは雰囲気が変わる先生。
「今の君たちには暗殺者の資格がありませんね。全員校庭に出なさい」
＿＿＿＿＿＿＿
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＿＿＿
訳が分からないと言うように
ざわざわしながら校庭に出る。
「E組のシステムの上手いところは、一応の救済処置が用意されている点だ」
条件としてはテストで50位以内に入り、
なおかつ元の担任がクラス復帰を許可すること。
正直狭き門だ。
元々成績最下位な上、
この劣悪な学習環境ではその条件を満たすのは難関すぎる。
ほとんどの生徒は救済の手も掴めないことから
差別も受け入れてしまう。
「イリーナ先生。プロの殺し屋として伺いますが…」
「何よいきなり」
「あなたはいつも仕事をする時、用意するプランは一つですか」
「…いいえ、本命のプランなんて思った通りいくことのほうが少ないわ。
不測な事態に備えて予備のプランをより綿密に作っておくのが暗殺の基本よ」
伊達に暗殺やったいないことが伺える
模範解答のような返事だな。
やっぱ凄い。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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kakarika(プロフ) - 何回でも見返せる、この小説面白い本当に (12月8日 10時) (
レス) @page44 id: 833a0352da (このIDを非表示/違反報告)
kakarika(プロフ) - 自由人さん» うおぉ・・・凄い楽しみです！！ (11月18日 11時) (レス) @page36 id: 833a0352da (このIDを非表示/違反報告)
自由人(プロフ) - kakarikaさん» コメントありがとうございます！伏線……少し頑張ってみようかなと思います！ (11月18日 10時) (レス) id: b34eb76dce (このIDを非表示/違反報告)
kakarika(プロフ) - 26枚目のとこで業が思春期してたの好きすぎる、これがなんかの伏線だといいな。 (11月16日 7時) (レス) @page27 id: 833a0352da (このIDを非表示/違反報告)
自由人(プロフ) - 蘆花さん» クールとは違った感じを目指しているのでとても嬉しいです!!ありがとうございます!!! (11月9日 21時) (レス) id: b34eb76dce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：自由人 | 作成日時：2023年11月3日 12時
